top of page
検索


再会 <15> 最後の再会
La Ferme de la Sansonnièr, Anjou “Vignes Françaises en Foule” 2002 敬愛する造り手は誰か、と問われたら、私は真っ先に彼の名を思い浮かべる。 マルク・アンジェリ 。 フランスのロワール渓谷で、孤高のワインを生み出す 賢人 だ。 マルクは『 ラ・フェルム・ド・ラ・サンソニエール (以下、 サンソニエール )』という名の農場を経営しており、ワイン造りだけに留まらず、驚異的なジュ・ド・ポム(リンゴジュース)や、ミエル(蜂蜜)なども生産している。 農園は1990年から既に ビオディナミ で管理され、マルク自身も自然の力を最大限に引き出すために苦心しながら、様々な挑戦を続けてきた。 特定のワインに対してあまり思い入れをもたない筆者にとっても、そんなマルクのワイン(サンソニエール)は特別な存在だ。 なにせ、私とサンソニエールの間には、いくつものエピソードがある。 もう15年以上前になるだろうか。 当時は、いわゆるクラシックワインというものを集中的に学んでいた私が、徐々にナチュラル回帰の世界へと引

梁 世柱
2022年6月26日


Cork or Screw
ワインボトルの栓がコルクではなくスクリューキャップというのも、すっかり違和感がなくなってきた。 スクリューキャップが初めて商業的に流通し始めたのは1970年頃だそうだが、身近に目にする機会が増えてきたのは更にその30年後くらいか。...

SommeTimes特別寄稿
2022年6月24日


SommeTimes’ Académie <28>(ワイン概論24:オレンジワイン醸造 2)
一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。今回は 、一般的なオレンジワインのスタイルを学んでいきます。 試験後に忘れてしまった知識に意味はありません 。ワインの勉強は、難しい外国語由来の単語との戦いでもあります。そういった単語をただの「 記号 」として覚えることにも、意味はありません。その単語が「 何を意味するのか 」を知ってこそ、本来のあるべき学びとなります。 SommeTimes Académie では、ワインプロフェッショナル、ワイン愛好家として「 リアル 」に必要な情報をしっかりと補足しながら進めていきます。試験に受かることだけが目的ではない方、試験合格後の自己研鑽を望む方に向けた内容となります。 SommeTimes’ Viewをしっかりと読み込みながら進めてください 。 多様化 オレンジワインが復活し、世界中で造られるようになった現在、そのスタイルも多様化の一途を辿っています。それらのスタイルを整理するためには、 3つの要素 を組み合わせ

梁 世柱
2022年6月22日


出会い <14> 温暖化時代のロゼ
Dom. du Moncaut, Rosèita 2020 ¥2,700 ロゼは夏の飲み物 だ。 筋金入りのロゼ好きである筆者のような飲み手にとっては、ロゼはオールシーズンなのだが、世界的なスタンダードとしては、ロゼとは夏の季語である。 しかし、日本ではなぜか春の、桜の時期の飲み物と印象付けられてきた。 世界中を見回しても、ロゼ=春、となっているのは日本だけ だ。 挙句の果てには、春のロゼプロモーションが始まると、「桜の香り〜」といった理解不能なテイスティングコメントまで氾濫する。 もし筆者が間違っていたら素直に認めるので、誰か私に飲ませて欲しいものだ。桜の香りがするロゼなるものを。 ロゼにまつわる誤解はこれだけではない。 ロゼ=甘い、というイメージもかなりの謎。 確かに、昔田舎で見た一升瓶に詰められた謎めいたロゼは甘かったし、フランス・ロワール地方のロゼ・ダンジュや、アメリカ・カリフォルニア州のホワイト・ジンファンデルのように甘いロゼは存在しているが、生産量ベースで見ると、 間違いなく圧倒的なマイノリティー だ。 いつか、本格的なリサーチをして

梁 世柱
2022年6月19日


ワインとラーメン <後編>
前編では、世界のラーメン事情のお話をしました。 (ワインの話がほとんど無くて、すいません。) さて、いよいよ本題の、ラーメンとワイン、です。 一体どんなワインがラーメンと合うのでしょうか? まず、(言うまでも無く)ラーメンの種類は大きく醤油、塩、味噌、豚骨に分かれ、最近では...

SommeTimes特別寄稿
2022年6月17日


再会 <14> ガリシアの秘宝
Quinta da Muradella, Muradella Blanco 2012 2000~2010年前後頃のスペインワインは、実に楽しかった。 現在はカタルーニャ州の各地やマドリード近郊を中心に新たな盛り上がりを見せ、また違った楽しさが生まれているが、 ほんの10年ほど前まで、スペインワインのホットゾーンは、間違いなく北西のガリシア地方だった 。 そのシーンを引っ張っていた象徴的存在は、 ラウル・ペレス 。 天才 の名をほしいままにした希代の醸造家は、ガリシアの各地に点在していた気概溢れる造り手たちとタッグを組み、時に自らの名を冠し、時に彼らの名を冠して、数えきれないほどの傑作群を世に送り出していた。 ラウルとタッグを組んだことによって、結果的にその名声や評価が大きく高まった造り手も多く、フォルハス・デル・サルネスのロドリゴ・メンデス(リアス・バイシャス)、アデガス・ギマロのペドロ・ロドリゲス(リベラ・サクラ)などは、すでにスーパースター級の存在となっている。 そんなラウルに連なる造り手たちの中でも、最も地味で、最も奥深く、最も難解かつ異質

梁 世柱
2022年6月12日


ワインとラーメン <前編>
今回はある意味禁断の企画。 「ワインとラーメン」です。 私は当然ワインが大好きですが、どうしても仕事にしていることもあり、ワインを飲んでいる時はつい考えすぎて純粋に楽しんでいない事が度々あります。 しかし同じく大好きな物のラーメンは、食べているとトランス状態に入ったかの如く...

SommeTimes特別寄稿
2022年6月9日


高級ビールを嗜む <1> 聖地ポートランド
レヴュー企画の不定期連載として、 「高級ビールを嗜む」 をスタート致します。 ビールには、ワインも顔負けの 非常に奥深い世界 が広がっています。 基本のスタイル( 製法カテゴリー )に、 様々な副材料 も含まれば、 そのヴァリエーションはまさに無限大 。 筆者はビールの専門家ではありませんが、飲料のプロフェッショナルとしての目線から、厳選したビールをレヴューして参ります。 基本的なテーマはタイトルの通り、「高級ビール」です。 つまり、日常の中で、乾いた喉を潤すために飲むビールではありません。 ここで言う高級ビールとは、(価格も高いですが)特別な時間を演出してくれる、孤高のビールたちのことです。 日本でも、クラフトビールがブームからスタンダードへと移り変わりつつありますが、 世界のクラフトビール事情は、思ったよりも遥か先へと進んでいます 。 本企画の初回は、クラフトビールの中でも、特に クリエイティヴなビールの聖地 とされる、 アメリカ・オレゴン州の州都ポートランド で誕生した、驚きの一本です。

梁 世柱
2022年6月7日


出会い <13> ワインファンのロマン
SRC, Etna Rosso “Alberello” 2019 ¥9,400 近年爆発的な人気の高まりを見せ、今では イタリアの銘醸地 として、真っ先に名前が挙がっても不思議では無いほどの地位を得た シチリア島・エトナ火山 。 『火山の山肌で葡萄を育て、火山のテロワールが宿る。』 なんていうパワーワードも素敵だが、 それだけで人気が出るほど世界のワイン市場は甘くない 。 そう、エトナの人気が高まった理由は、その 圧倒的な個性と品質 にあるのだ。 イタリアのワイン史にその名を残す名醸造家 サルヴォ・フォティ による一連のワイン群や、 フランク・コーネリッセン のようなカルト的人気を誇る生産者など、エトナを彩る造り手たちの魅力も申し分ない。 成功すべくして成功した 。エトナとは、そういう産地だと思う。 そして、エトナの底知れない可能性に心を奪われ、この地に移住してきた新たな造り手たちも多い。 今回の出会いは、そんなエトナのニュージェネレーション組と。

梁 世柱
2022年6月5日


再会 <13> アリゴテの覚醒
Benjamin Leroux, Bourgogne Aligoté 2018, ¥4,340 長年のブルゴーニュファンであれば、 アリゴテ という葡萄のことをご存じの方も多いだろう。 ブルゴーニュで栽培されるシャルドネ以外の葡萄品種としては、最も良く知られているアリゴテだが、 その評価は極めて低かった と言える。 もちろん、 ドメーヌ・ドーヴネ (不世出の大天才、マダム・ビーズ・ルロワが率いるドメーヌ)のアリゴテのように、突然変異的に異常な品質に到達したワインはあったものの、アリゴテと言えば「安いけど、薄くて酸っぱくて微妙」というのが定評だった。 DRC (世界で最も高価なワイン群の一つを手がける、ブルゴーニュのトップ・ドメーヌ)の所有者も、(プライベートワイナリーの ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ として)ブルゴーニュのマイナーエリア(ブーズロン)でアリゴテに注力してきたりもしたが、それも影響力としてはあまりにもピンポイントだった。 ドーヴネにしても、ドメーヌ・ド・ヴィレーヌにしても、造り手がとにかく有名過ぎたため、アリゴテ自体の評価を上げたとい

梁 世柱
2022年5月29日


SommeTimes’ Académie <27>(ワイン概論23:オレンジワイン醸造 1)
一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。今回は 、一般的なロゼワインの醸造フローを学んでいきます。 なお、日本のワイン教育においては、醸造用語としてフランス語を用いるのが今日でも一般的ですが、SommeTimes’ Academieでは、すでに世界の共通語としてフランス語からの置き換えが進んでいる 英語にて表記し、英語が一般的で無いものに限り、フランス語で表記します 。また、醸造の様々な工程に関しては、醸造家ごとに異なる意見が散見されます。本シリーズに関しては、あくまでも「一般論の範疇」とご理解ください。 試験後に忘れてしまった知識に意味はありません 。ワインの勉強は、難しい外国語由来の単語との戦いでもあります。そういった単語をただの「 記号 」として覚えることにも、意味はありません。その単語が「 何を意味するのか 」を知ってこそ、本来のあるべき学びとなります。SommeTimes Académieでは、ワインプロフェッショナル、ワイン愛好家として「

梁 世柱
2022年5月28日


出会い <12> 若者の感性
Indomiti, “Arga” IGT Garganega 2020 ¥3,800 私もとうに「若手」ではなくなり、すっかりと「中堅」になって久しい。むしろ、ベテランに片足を突っ込み始めたぐらいのタイミングだろうか。年を重ねるにつれ、学ぶ機会よりも教える機会の方が増えてくるのは必然なのだが、どちらかというと学ぶことの方が好きな私にとっては、少々悩ましい問題だ。インプットとアウトプットのバランスを取るのは、とても難しい。 というと、年を重ねるのが辛いように思えてしまうかも知れないが、楽しい部分もたくさんある。特に、若手の台頭にはいつも心が踊らされるのだ。 ワインを扱う業種(ソムリエやショップ店員、インポーターなど)であれば、随分と前からたくさんの後輩や若者たちと接してきたのだが、最近は ワインを造っている人でも、私より若い人がかなり増えてきた 。 彼らのワインを飲むのは本当に 楽しく刺激的 で、もはや趣味と言えるほど、ついついのめり込んでしまう。 今回出会った造り手はまだ30歳にもなっていない、ミレニアル世代の シモーネ・アンブロジーニ...

梁 世柱
2022年5月22日


ワイン × 映画 「未来は過去を変えている」
ワインを題材にした映画といえば、「モンドヴィーノ Mondovino」、「ボトルドリーム Bottle Shock」などのドキュメンタリータッチの作品や、アカデミー脚色賞を受賞した「サイドウェイ Sideways」を思い浮かべる方は多いと思います。...

SommeTimes特別寄稿
2022年5月19日


魅惑のスリランカタンドリーとペアリング
昨今のオリエンタルカレーや、スパイスカレー人気の高まりもあり、いわゆる「インドカレー屋」は日本全国津々浦々に広がっている。 筆者も無類のインドカレー好きで、良く食べ歩くのだが、今回はインドカレーとは少し違う スリランカカレー の名店に出会った。 東京は足立区、 北千住 にある「 タンブリンカレー&バー 」だ。 北千住駅の西口から出て、左方向を見るとマクドナルドがある。そこを境目に右側の通りと左側の通りには、東京でも指折りのカオスな空間が広がっており、センベロ的な立ち飲み店や、世界各国の様々な専門料理店だけでなく、いわゆる「ピンクなお店」も狭い範囲に多数混在しており、またそれらのお店が絶妙な「場末感」を醸し出しているため、なんとも不思議な空間になっている。 人通りは多く、細かな路地にもお店がびっしりと入っており、なかなかの繁盛エリアだ。 ぶらぶらと歩いて、気になるお店に立ち寄って一杯ひっかけるだけでも、かなり楽しいエリアなので、東京のメジャースポットに飽きた人には、訪問を強くおすすめする。 筆者にとっても、生まれ育った大阪の鶴橋という街の高架下エリ

梁 世柱
2022年5月16日


再会 <12> 良薬、口に甘し
L.Garnier, Yellow Chartreuse V.E.P. シャルトリューズ というリキュールをご存じだろうか? リキュールの女王 とも称されるこの魔法の液体は、酒の世界における 都市伝説的な存在 でもある。 伝承によれば、 1605年にフランソワ・アンニバル・デストレ なる人物(当時のフランス王、アンリ4世の妾の実兄だったそう)が、カルトジオ会という修道会に、現在のシャルトリューズの元となった手書きのレシピを、「なぜか」渡したことから始まったそうだが、その話が真にシャルトリューズの起源であるという説を確実に裏付けるような証拠は発見(もしくは公開)されていない。 錬金術的な構成となっていたそのレシピには、「 長寿のためのエリクサー 」と書かれていたそうである。 それから130年後の1735年、忘れさられていた謎のレシピがカルトジオ会の本山である グラン・シャルトリューズ に届けられ、1737年には修道士の ジェローム・マウベック によってより洗練されたレシピへと改変された後に、本格的な生産が始まった。当初は販売用ではなかったが、やが

梁 世柱
2022年5月14日


出会い <11> ミッシング・リンク
Luis Pérez, La Barahuela Palma Cortada 2017 ¥10,800 「シェリーはお好きですか?」 私のソムリエ経験の中でも、かなりの回数繰り返した言葉だ。 醸造のどこかの段階で、アルコール(基本的にブランデー)を足してアルコール濃度を上げる「 酒精強化ワイン 」の一種であるシェリーは、とにかく「 好き嫌い 」がはっきりと別れる。 甘口が主体のポートなどに比べると、辛口主体のシェリーには、より一層「 分かりにくさ 」がつきまとうのだ。 ペアリングにおいては、驚くほどのポテンシャルを秘めているにも関わらず、大多数のシェリーペアリングは、「シェリーが好きである」ことが成立の前提条件になってしまう。 本記事は、そんなシェリーに焦点を当てた記事になるため、そもそもシェリーがお好きでない方には、何の興味もそそられない情報になるであろうことを、ご承知いただきたい。 美しい アンダルシア地方 の特産品であるシェリーが、時代の流れに乗って、何度かその姿を変えてきたことを知る人は、そう多くないかも知れない。 シェリーの主産地である

梁 世柱
2022年5月7日


ポッサムをワインで攻略
日本と韓国、そして中国は食文化的に共通しているものが実に多い。その最たるものは調味料類で、特に味噌(醬)と醤油は各国各地方に膨大なヴァリエーションが存在する。どこの国が起源か、という論争も根強くあるが、少なくとも1000年以上前から存在しているものを、現存する数少ない文献から起源を探っても、あまり意味は無いように個人的には感じる。 中国料理の中で選りすぐられたもの(世界三大料理の勇名は伊達ではなく、中国料理の奥深さは常軌を逸している)は、日本の食文化にも深く根付いているし、韓国料理にしても、キムチ、チヂミ、ピビンパ、スンドゥブチゲ、プルコギ、冷麺、タッカルビなど、広く一般的に日本で親しまれている料理は数多い。 今回、ペアリングのお題として取り上げたいのは、そんな韓国料理の中でも、ちょっとマニアックな一品である、「 ポッサム 」だ。 ポッサムという言葉自体は「 包む 」という意味なのだが、韓国料理の料理名はピビンパ(ピビン=混ぜる、パ=ご飯)のように、 調理法がほぼそのまま料理名になっている ことも多い。 ポッサムは、 皮付きで茹でた豚バラ肉 を薄

梁 世柱
2022年5月4日


再会 <11> スーパーナチュラル
Moric, Haus Marke Supernatural Weiss 2019. ¥4,800 今でこそ、 クリーン・ナチュラル が、ナチュラル・ワインの一派としてはっきりと認識されるようになってきたが、ほんの数年前まで、キレイな味わいのナチュラル・ワインは、ブームから爪弾きにされていた。 別の言い方をすると、そういったワインは、ナチュラル・ワインとしては、 売れ行きが良くなかった のだ。 多少の例外はあるが、ワインをクリーンに造れる人は、ワイルドにしか造れない人よりも、圧倒的にワイン造りが「上手い」。さらに、上手いだけではなく、ナチュラルかつクリーンに造るには、 勤勉さと献身が欠かせない 。それだけの技術と情熱をもった造り手のワインが、怠惰で無責任で下手だけど、ラベルを含めたプレゼンテーションは抜群に得意、といった造り手のワインよりも遥かに市場で苦戦するという実情には、なんともやりきれない思いが深まる。 しかし、ナチュラルとクリーンを両立できる造り手が、(売りにくいからといって)わざわざ自分のワインを、よりワイルドな方向へともっていくことは

梁 世柱
2022年5月1日


真・日本酒評論 <7> 低アルコール原酒という新技術
<加茂金秀:特別純米酒 13 火入> アルコール飲料の低アルコール濃度化、というのは、酒類業界が全体として向き合っている極めて重要な課題として、声高々に叫ばれることが多い。確かに、現代の若者、特にミレニアル世代、Z世代と呼ばれる年齢層の人々は、データ上でみても、酒量が大幅に減っていることは間違いない。実はこの流れは世界規模で起こっており、日本だけの現象では全くないのだ。 新たな世代の嗜好に対応するために、低アルコール濃度化に取り組む。そこだけを見てしまうと、酒というものが、ただ一つの方向へと変化しているように思えるかも知れないが、 筆者の意見は大きく異なる 。 私の考え方の根拠となる最たる例は、 コンビニエンスストア における、酒類のラインナップだ。 ビール、酎ハイ、リキュール類に絞って陳列棚を眺めるだけでも、そこに 驚くほどのヴァリエーション が既にあることに、すぐに気付くはずだ。 完全ノンアルコールのライン、1%を下回る超低アルコールのライン、1~3%の低アルコールライン、5%前後のスタンダードライン、そして、7~9%のストロングライン。..

梁 世柱
2022年4月24日
bottom of page

