6月22日SommeTimes’ Académie <28>(ワイン概論24:オレンジワイン醸造 2)一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回は、一般的なオレンジワインのスタイルを学んでいきます。 試験後に忘れてしまった知識に意味はありません。ワインの勉強は、難しい外国語由来の単語...
5月28日SommeTimes’ Académie <27>(ワイン概論23:オレンジワイン醸造 1)一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回は、一般的なロゼワインの醸造フローを学んでいきます。 なお、日本のワイン教育においては、醸造用語としてフランス語を用いるのが今日でも一般的で...
4月20日SommeTimes’ Académie <26>(ワイン概論22:ロゼワイン醸造)一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回は、一般的なロゼワインの醸造フローを学んでいきます。 なお、日本のワイン教育においては、醸造用語としてフランス語を用いるのが今日でも一般的で...
4月9日SommeTimes’ Académie <25>(ワイン概論21:白ワイン醸造4)一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回は、一般的な白ワインの醸造フローを学んでいきます。 なお、日本のワイン教育においては、醸造用語としてフランス語を用いるのが今日でも一般的です...
4月5日Advanced Académie <23> フルボディフルボディという言葉は、感覚的に感じるワインの「重さ」を表現するために、長く用いられてきた。実際、非常に便利な言葉であり、自身のおおよその好みを伝える際にも、重宝してきた人は多いだろう。 しかし今、このフルボディという言葉の基準が大きく揺らいでいる。...
3月22日SommeTimes’ Académie <24>(ワイン概論20:白ワイン醸造3)一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回から、一般的な白ワインの醸造フローを学んでいきます。赤ワイン醸造と重複する部分もありますので、適宜参考にしながら読み進めてください。...
3月18日Advanced Académie <22> 農薬の歴史農薬は近代農業と共に発展し、ワイン産業もまた、近代は農薬と共に歩んできた。 農薬という言葉そのものは、実は対象範囲が広く、一般的にイメージされる化学合成農薬にとどまらず、天然由来のものも含まれる。 そのような範囲で農薬を定義するなら、農業と農薬の関係は非常に古い。...
3月8日Advanced Académie <21> テロワールSommeTimesでは、ワインにおける古来の価値観である「テロワール」に関する話が頻出する。 そこで今回は改めて、SommeTimesとしてのテロワールの定義を明確にしておこうと思う。 特にメインライターである筆者(梁...
2月20日SommeTimes’ Académie <23>(ワイン概論19:白ワイン醸造2)一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回から、一般的な白ワインの醸造フローを学んでいきます。赤ワイン醸造と重複する部分もありますので、適宜参考にしながら読み進めてください。...
2月16日Advanced Académie <20> 外観我々が日々行うワインテイスティングは、実に様々なものに影響を受ける。味わうという行為は、味覚だけでなく、五感にワインの情報がプラスされた、脳の総合体験と言い換えることができるという話は度々してきたが、今回は「視覚」の影響について、より深く考察していく。...
1月25日SommeTimes’ Académie <22>(ワイン概論18:白ワイン醸造1)一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回から、一般的な白ワインの醸造フローを学んでいきます。赤ワイン醸造と重複する部分もありますので、適宜参考にしながら読み進めてください。...
1月11日Advanced Académie <19> ヴィンテージワインの世界において、「ヴィンテージ」という言葉は、主に3通りの使われ方がある。 1. ヴィンテージワイン、というように熟成を意味する使い方。 例:今日は記念日だし、ヴィンテージワインでお祝いしようか? 2. ...
1月7日Advanced Académie <18> 葡萄畑の方角太陽は、赤道上を東から昇り西へと沈む。赤道よりも北では、太陽は常に南側にあり、赤道よりも南では、常に北側にある。この当たり前の自然現象が、ワインの世界ではとても大きな意味をもつ。そう、葡萄畑の斜面の方角だ。 北半球のワイン伝統国では長年に渡って、真南を中心とした90度の範囲...
2021年12月17日SommeTimes’ Académie <21>(ワイン概論17:赤ワイン醸造5)一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回は、一般的な赤ワインの醸造フローを学ぶシリーズの最終章となります。一般的な醸造フローに関しては、前章で完結していますが、本章では、赤ワイン造...
2021年11月23日SommeTimes’ Académie <20>(ワイン概論16:赤ワイン醸造4)一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回は、一般的な赤ワインの醸造フローを学ぶシリーズの第四弾となります。熟成から瓶詰めまでの流れを追っていきます。...
2021年11月16日SommeTimes’ Académie <19>(ワイン概論15:赤ワイン醸造3)一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回は、一般的な赤ワインの醸造フローを学ぶシリーズの第三弾となります。圧搾とマロラクティック発酵を学んでいきます。...
2021年11月5日SommeTimes’ Académie <18>(ワイン概論14:赤ワイン醸造2)一般的な赤ワインの醸造フローを学ぶシリーズの第二弾となります。なお、日本のワイン教育においては、醸造用語としてフランス語を用いるのが今日でも一般的ですが、SommeTimes’ Academieでは、すでに世界の共通語としてフランス語からの置き換えが進んでいる英語にて表記し...
2021年10月19日Advanced Académie <17> 抜栓後の酸化抜栓後の酸化は、悩ましい問題だ。大人数でワインを飲む場合は気にしなくても大丈夫だが、家庭で一人飲みの場合や、レストランがグラスワインを出す時には、この問題が付きまとってくる。 酸化=劣化とは限らないのもまた悩ましさを増長するが、そこに劣化のリスクが含まれる以上は、出来る限り...
2021年10月5日SommeTimes’ Académie <17>(ワイン概論13:赤ワイン醸造1)本稿から4回に渡って、一般的な赤ワインの醸造フローを学んでいきます。なお、日本のワイン教育においては、醸造用語としてフランス語を用いるのが今日でも一般的ですが、SommeTimes’ Academieでは、すでに世界の共通語としてフランス語からの置き換えが進んでいる英語にて...
2021年9月28日Advanced Académie <16> ビオディナミ・後編前稿に続き、本稿でもビオディナミの詳細に迫っていく。ビオディナミ農法とオーガニック農法を決定的に隔てるものが2つある。調合剤(プレパレーション)とビオディナミカレンダーとも呼ばれる「農事暦」の存在だ。 調合剤 ルドルフ・シュタイナーは、植物が自然に備えている力(抵抗力)を最...