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SommeTimes’ Académie <108>(イタリア・ピエモンテ州: Part.1)

一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回はイタリア・ピエモンテ州について学んでいきます。

 

イタリアを代表する銘醸地の一つであるピエモンテ州は、黒葡萄、白葡萄共に、イタリア国内でも最高レベルと目される地品種が多数揃った、偉大な産地です。

 

トスカーナ州に比べるとやや小規模なワイナリーが多い点、葡萄畑が分割相続される点などから、フランス・ブルゴーニュ地方との類似点も見受けられます。

 

ピエモンテ州編第1回では、多種多様な地品種が魅力的なピエモンテ州の銘醸ワインの中から、まずは黒葡萄主体の産地を整理しておきましょう。

 

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Nebbiolo(ネッビオーロ)

ピエモンテ州だけではなく、全イタリアを代表するといっても過言ではない黒葡萄がネッビオーロです。元来は、超長期熟成型のワインで知られていましたが、近年では早飲みタイプとしても、見事なポテンシャルを発揮しています。

代表的な産地は、主に3つのエリアに分布しています。

 

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