top of page
検索


テーマ・テイスティング
私は昔、音楽に明け暮れていた。 主な楽器はギター、専攻は作曲で、実はアメリカの音楽大学を卒業までしている。 今はもう、音楽は完全な趣味で、本業がワインとなっているのだが、私にとっては 音楽もワインも、似ている部分が多い 。 まず、どちらも...

梁 世柱
3 日前
閲覧数:43回


凍ったワインはどうなるのか
先日、不覚にもワインを凍らせてしまった。 夕食用にワインを急冷しようと冷凍庫に入れたのだが、繋ぎのビールを飲みながら食事を進め、TVを観ている間に、すっかりと冷凍庫に入れたボトルの存在を失念してしまったのだ。 気付いたのは翌日の朝。 時すでに遅しだった。...

梁 世柱
4月7日
閲覧数:83回


トランプ関税が、日本のワイン市場をどう動かすのか?
先日、EUが米国産のウィスキーに対して50%の関税を課すとしたことに対する報復として、米国のドナルド・トランプ大統領が、EU産のワインに対して200%の関税を課すという、暴挙にも等しい報復関税策をほのめかした。 本来なら、世界の経済リーダたる米国は、世界経済に混沌ではなく調...

梁 世柱
3月30日
閲覧数:119回


甘口産地の辛口ワイン
近年、甘口ワインの銘醸地として名を馳せてきた産地で、辛口ワインの生産が急増している。 世界的な甘口離れ、がその根底にあるのは明白であり、実際に甘口〜極甘口ワインの産地は、どこも例外なく、セールスに苦しんでいる。 そのような時流の中で、改めて冷静になって、「甘口産地の辛口ワイ...

梁 世柱
3月23日
閲覧数:57回


国際品種とテロワール
1970~80年代。特に1976年の 「パリスの審判」 以降、伝統、新興問わず、世界各地のワイン産地に 巨大な変化 が訪れた。 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、そしてシャルドネの大進出 だ。 これらの葡萄には、 ブレンドの中に15~20%程度含めるだけで、そのワインの味...

梁 世柱
2月14日
閲覧数:58回


「フェミニン」はNG
多様性を尊重 する、というのは 実に厄介なもの だ。 世界の集合意識 を無視し続けると、気付いた時には自分が、 今の時代にとって大切な価値観 から、どんどん ズレて いってしまう。 そして、その ズレ を「強いものイジメ」の現代社会は、どうやら決して許さないようだ。...

梁 世柱
2024年8月20日
閲覧数:144回


テロワール表現のスイートスポット
今回の オーストリア訪問 では、世界各国から集結した複数名のMWやMSを含むトップワインプロフェッショナル達や、現地のトップ生産者達と、ひたすら一つのテーマに関する議論が繰り返された。 どのようなプロセスによって造られたワインが、客観的かつ論理的に観測可能な形で、テロワール...

梁 世柱
2024年6月8日
閲覧数:93回


洗練されたナチュラルワインの是非
イタリア行脚の後半は、一人でイタリアとスロベニアの国境沿い(歴史的に非常に深い理由があるが、文字通り一つの町が2つの国に分断されている)にあるゴリツィアへ来ている。 一人旅、特にど田舎の産地では、(筆者は運転免許をもっていないので)移動面で大変な苦労を伴うが、造り手と葡...

梁 世柱
2024年2月23日
閲覧数:202回


2024年トレンド予想と課題
2023年の国内ワイン市場を襲った価格高騰は、2024年には更なる構造改革を市場に迫ってくる可能性が高い。 超高級ワイン(仮に、一本2万円以上としておく)の中でも、有名産地や有名銘柄に関しては、これまでとほぼ変わらず、高騰による売れ行きへの影響はミニマムに収まると考えら...

梁 世柱
2024年1月8日
閲覧数:241回


時代遅れのNew and Old
オールドワールド、ニューワールド。 ボーダーレス社会の現代では、ともすれば問題視されかねないこの言葉を日常的に使っているのは、おそらく ワイン関係者だけ である。 そして本来は、 「大航海時代以前からワイン造りを(産業レベルで)行っていたか否か」...

梁 世柱
2023年12月16日
閲覧数:116回


ワインスタンドの直汲みワイン
「善く国を治める者は、必ずまず水を治める。」 古代中国の春秋時代、斉の宰相であり、良く知られた法家でもあった 管仲 が残した言葉だ。 私は今、 北アフリカのリビア に思いを馳せている。 9月10日、リビア東部を襲った地中海熱帯様低気圧(通称、 メディケーン )は、...

梁 世柱
2023年9月24日
閲覧数:113回


テロワールの縦軸と横軸
ワインをより深く理解していく上で、 テロワール というコンセプトを無視することは、決してできない。 どれだけ技術が発展しても、その技術をいかに駆使しても、ワインの原料となる葡萄が 農作物 である以上、気候、土壌、地勢、ヴィンテージ、及びそれらの要素と葡萄品種の相性からの影響...

梁 世柱
2023年9月7日
閲覧数:126回


呼称資格の価値と、守られるべき権威
ワインには様々な 呼称資格認定試験 がある。 日本においては、 日本ソムリエ協会 が認定している J.S.A.ソムリエ、J.S.A.ワインエキスパート に加え、近年では WSET が認定している呼称資格も認知度が高まっている。まだまだ極一部だが、 Court of...

梁 世柱
2023年8月19日
閲覧数:326回


味が変わる=悪、なのか
去年と味が違う。10年前の方が良かった。30年前は全てが素晴らしかった。 ワインというのは、何かにつけて、 味わいの変化が否定的にみなされる 事が多い(その逆もあるが)飲み物だ。 もちろん、そう言いたくなる気持ちも分からないではない。 ビール...

梁 世柱
2023年8月12日
閲覧数:101回


ワインとAI Part.3
本シリーズでは、AIの進化が、ワインの世界に携わる人々にどのような影響を与え得るのかについて、実際に Google Bard でコマンド入力を行いながら検証していった。 Part.1では、AIがもっともらしいウソをつく「 ハルシネーション...

梁 世柱
2023年7月18日
閲覧数:63回
bottom of page