梁 世柱6 日前知られざるクラシコ <Chianti Classico特集 2024年版>現地に赴いて日本国内未輸入ワインをテイスティングし続けると、素晴らしい品質と高い個性の完成度を有しているにも関わらず「なぜ未輸入のままなのか」という部分に、相当程度一貫した法則が存在していることに気付く。 「その産地の典型例ではない」という法則だ。典型例ではない場合、販路に...
梁 世柱3月10日再会 <56> いちご味のイタリア地葡萄Ferdinando Principiano, Langhe Freisa 2022. ¥3,500 イタリアのマイナーな地品種を学ぶのは、この上なく楽しい。 フランス系国際品種や、イタリアの中でもより王道と言えるネッビオーロ、サンジョヴェーゼ、アリアニコなどとは随分毛色の...
梁 世柱3月3日出会い <55> 最高のメルローChiacchiera, Piccola Viola 2021. Wine Memo <19>で述べたように、国際品種がブレンドされた一連のChiantiやVino Nobileに対して、私が異を唱え続けることは今後も変わらないだろう。...
梁 世柱3月2日目覚めたトスカーナ最後の巨人 <Chianti Rufina特集>興味は常にもっていた。 テイスティングも定期的に行ってきた。 だが、歴史的銘醸地とされているChianti Rufina(正確な表記はChianti Rùfinaだが、以降Rufinaと表記)のワインが、私に最高の満足感を与えてくれることは、これまで一度もなかった。...