出会い <12> 若者の感性

Indomiti, “Arga” IGT Garganega 2020 ¥3,800


私もとうに「若手」ではなくなり、すっかりと「中堅」になって久しい。むしろ、ベテランに片足を突っ込み始めたぐらいのタイミングだろうか。年を重ねるにつれ、学ぶ機会よりも教える機会の方が増えてくるのは必然なのだが、どちらかというと学ぶことの方が好きな私にとっては、少々悩ましい問題だ。インプットとアウトプットのバランスを取るのは、とても難しい。


というと、年を重ねるのが辛いように思えてしまうかも知れないが、楽しい部分もたくさんある。特に、若手の台頭にはいつも心が踊らされるのだ。


ワインを扱う業種(ソムリエやショップ店員、インポーターなど)であれば、随分と前からたくさんの後輩や若者たちと接してきたのだが、最近はワインを造っている人でも、私より若い人がかなり増えてきた


彼らのワインを飲むのは本当に楽しく刺激的で、もはや趣味と言えるほど、ついついのめり込んでしまう。


今回出会った造り手はまだ30歳にもなっていない、ミレニアル世代のシモーネ・アンブロジーニ。イタリア国内の様々な地方だけでなく、ブルゴーニュでも学んだ後、地元のヴェネト州でナチュラル・ワインのプロジェクトである「インドミティ」を立ち上げた。

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