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再会 <70> ポルトガルの至宝
Casa Ferreirinha, Douro Reserva Especial 2014. 現地価格約€280 日本は世界で最も成熟したワイン市場の一つだが、「なんでもある」というわけでもない。 低価格〜ある程度の高価格帯までであれば、十分過ぎるほどのバリエーションで...

梁 世柱
2024年10月13日
閲覧数:71回


Wine Memo <21>
Quinta do Noval, Branco Reserva 2022. ポートが売れない。というのは、何も日本でだけ起こっていることではない。 酒精強化酒を含むあらゆる甘口ワインの売り上げは、世界的にずっと右肩下がりの状況が続いている。 ...

梁 世柱
2024年3月16日
閲覧数:41回


臥龍鳳雛 <ポルトガル特集:知られざるDouro編>
Vinho Verdeでのツアーを終えた後、個人で取材を行うために、 Douro の中心地である Cima Corgo へと向かった。 ポート・ワインのリサーチを更に進めることは早々から決めていたが、スティル・ワインとしてのDouroに関しては、どこに焦点を当てるか随分...

梁 世柱
2024年2月13日
閲覧数:79回


再会 <54> 熟成ナチュラルVinho Verde
Aphros, Ten 2012. Vinho Verdeは高い長期熟成能力を有する。 その事実は、先日レポートしたSoalheiroにおける大垂直テイスティングでも、Vinho Verde特集記事後編で紹介した、Sem...

梁 世柱
2024年2月11日
閲覧数:60回


Alvarinho大垂直テイスティング
昨年末の Vinho Verde ツアー最終日、大トリとなったワイナリー訪問は、 Mon çã o e Melga ç o を代表する名ワイナリー、 Soalheiro だった。 Soalheiroは 1974年 に、ジョアン・アントニオ・セルデイラと彼の両親が、サラザ...

梁 世柱
2024年2月3日
閲覧数:95回


9つの個性 <ポルトガル特集:Vinho Verde後編>
処理しきれない多様性は、混乱を生む。 放置されたままの混乱は、拒絶を生む。 そして拒絶は、理解を遥か彼方へと遠ざける。 それでも構わない、という人々を責めるつもりなど、私には毛頭無い。 それもまた、多様性の一部なのだから。 ...

梁 世柱
2024年1月31日
閲覧数:79回


出会い <52> 地品種+国際品種
Quinta do Mouro,Tinto 2018. 現地価格39 € 世界には膨大な種類のワインがある。 間違いなく、 一生かけても全てをテイスティングするのは不可能 だ。 だからこそ、私はワイン探求において、超広範囲をカヴァーしつつも、相当程度「 取捨選択...

梁 世柱
2024年1月21日
閲覧数:59回


古くて新しい銘醸地 <ポルトガル特集:Vinho Verde前編>
2ヶ月連続で同じ国を訪れる、というのは初めての経験だった。 D ã o の日差しと、 Bairrada の海風がまだ肌の記憶に残ったまま、再びポルトに降り立った。 今回の目的地は Vinho Verde だ。 Vinho...

梁 世柱
2024年1月16日
閲覧数:168回


未完の銘醸地 <ポルトガル特集:バイラーダ編>
少しマイナーな産地で、驚くべきワインの数々と出会った時、私は一人のワイン人として、この上ない喜びを覚える。 日本では話題に上がることすらないような未開の地に足を踏み入れると、私はジャーナリストとして、強い使命感を感じる。 ...

梁 世柱
2023年12月30日
閲覧数:148回


Quinta do Noval ~谷間のグラン・クリュ・ポート~ <ポート特集:Part3>
ポートの銘醸地Cima-Corgoの中心部、ドウロ川沿いを南北に挟み込む段々畑は、世界遺産として良く知られた風景だが、最高位の「A」にレーティングされる グラン・クリュは、川沿いにだけあるわけではない 。 少し内陸に入ったエリアにも、見過ごすべきではない、いや、...

梁 世柱
2023年12月26日
閲覧数:71回


Ferreira ~南向き斜面のグラン・クリュ・ポート~ <ポート特集:Part2>
ポルトガル第二の都市 ポルト で、ポート・ワインハウスの ロッジ(貯蔵庫) を訪れて感心したのは、その ワインツーリズムとしての圧倒的な完成度と豊かさ だ。 ポート自体が造られているのは、基本的にDouroだが、硬く分厚いシスト土壌の母岩を掘って広大な地下セラーを造るこ...

梁 世柱
2023年12月22日
閲覧数:52回


Kopke ~北向き斜面のグラン・クリュ・ポート~ <ポート特集:Part1>
歴史深いポート最上のエリアとして名高い、ドウロ川中流域の Cima-Corgo 。 ドウロ川沿いの超急斜面に切り開かれた、壮大な テラス状の段々畑 は圧巻そのもので、この風景が ユネスコ世界遺産 に登録されているということに、誰も異論など抱かないだろう。 ...

梁 世柱
2023年12月21日
閲覧数:80回


Let’s drink more Port!!!
ポートは偉大な飲み物 だ。 そのことに疑いの余地は微塵も無い。 しかし、2005年以降、ポートの売り上げは 右肩下がり の状況が続いている。 今回訪問したポート・ハウスでも、その苦境ぶりが例外なく聞こえてきた。 「甘口離れ」 は世界的な潮流であり、...

梁 世柱
2023年12月20日
閲覧数:65回


出会い <51> リスボンの熱狂
Marinho Vinhos, Tube Tinto 2020. もちろん例外は多々あるが、全体論で言うと、田舎よりも都会の方が、オーガニックやサスティナビリティに対する意識が高い人たちは多い。 田舎の人たちに言わせて見れば、都会人は自分で農業をやっていないから、オ...

梁 世柱
2023年12月17日
閲覧数:71回


Wine Memo <17>
Quinta do Soito, Dão Espumante 2019. 私は世界中のありとあらゆるスパークリング・ワインの中で、 シャンパーニュ が最も好きだ。総合力で見れば、 最も優れている 、とも思っている。 ...

梁 世柱
2023年12月9日
閲覧数:72回


100年前からの贈り物 <ポルトガル特集:ダオン後編>
SommeTimes上で 別府岳則 氏が2021年に ポルトガル特集記事 を寄稿した際、氏はポルトガルのことを、 「一周遅れでトップを走っているように見えるランナー」 と表現した。 「一周遅れ」 とは、 パーカリゼーションを含む近代化に乗り遅れた ことを意味し、...

梁 世柱
2023年12月4日
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出会い <50> Dirk’s Children
Carlos Raposo / World Wild Wines, Touriga Nacional “Impecável” 2021. ○○’s Children (○○の子供達)、というワイン業界で時折目にする表現は、意外と古くからある。...

梁 世柱
2023年12月2日
閲覧数:76回


復活した銘醸地 <ポルトガル特集:ダオン前編>
初めての国を訪れる時は、いつも不思議な高揚感に包まれる。 雲のように掴みどころがないのに、カーテンの隙間から差し込む光のように、いつの間にか一点へと集約していく、どうにもチグハグな感情。 約1日かけた長旅を終え、私はついに降り立った。...

梁 世柱
2023年11月29日
閲覧数:151回


Wine Memo <16>
Luis Seabra Vinhos, Alvarinho Granito Cru 2021. 全体論 で言うならば、ポルトガル・ワインの中でも私の興味レベルが最も低いのは、 ヴィーニョ=ヴェルデ だろうか。 アルコール濃度が低く、非常に軽く、薄く、極微発泡性で、低価格の超...

梁 世柱
2023年11月24日
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ポルトガル屈指の極上ローカルペアリング
ポルトガルへの旅で体験した数々のペアリングの中で、まず第一弾としてはより広範囲に楽しむための「ピリ・ピリ」との合わせをご紹介したが、多皿シェア文化のポルトガルでも、非常にクオリティの高い ローカル・ペアリング は確かに存在している。 そのペアリングを体験できたのは、...

梁 世柱
2023年11月21日
閲覧数:164回
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