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プリンとワインの極上ペアリング
子供から大人まで楽しめる。 プリン は実に偉大なスイーツだ。 プリンの歴史を紐解くと、なかなかに興味深い。 発祥に関しては2つの有力な説があり、一つは16世紀にイギリスの航海士が考案したという説、もう一つはなんとソーセージ(腸詰)から派生したという説だ。 後者の説には違和感を覚える人もいると思うが、 プリンの語源であるpuddingの原義 は、そもそもスイーツのみを意味していない。

梁 世柱
6月22日


SommeTimes’ Académie <96>(フランス・シャンパーニュ地方: Part.2)
一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は フランス・シャンパーニュ地方 について学んでいきます。 シャンパーニュ地方は、フランスを代表するだけでなく、世界的に最も優れたスパークリングワインの産地とみなされています。 近年は、他国他産地で同じトラディショナル製法で造られたスパークリングワインの、大幅な品質向上も見受けられますが、その平均的品質の高さと、最高品質級の数量において、シャンパーニュの聖域は未だ揺らいでいません。 シャンパーニュ地方第2回は、シャンパーニュ地方の 葡萄品種とブレンドにおける主な役割 について学んでいきます。

梁 世柱
6月19日


再会 <84> 巨大ワイナリーの超良品
Penfolds, Koonunga Hill Autmn Riesling 2023. ¥3,000 ワインを深く学んでいくにつれ、巨大ワイナリーが造るワインに対して、無意識に偏見が溜まっていってしまう人は多い。 私自身もその例外ではないのだが、どうしてもより「手作り感」のあるものに魅力を感じるようになるのは、根っからのマニア気質な私にとって、それほど違和感のあることではない。 実際、私がプライヴェートな時間に、巨大ワイナリーのワインを口にすることは、1年間でも片手で数えられる程度しかない。

梁 世柱
6月18日


おでんとワインの出会い
おでんといえば、冬!なのかも知れないが、私はロゼを一年中飲んでいるように、旬の食材以外は、それほど季節感にこだわりなく、食べたいもの、飲みたいものに本能がささやくままに手を伸ばす習性がある。 そして、なぜか今年の冬には一度も食べなかったおでんを、初夏の今頃になって食べたのだ。 ひたひたに出汁が染み込んだ大根や卵、出汁を吸ってふわっと膨れた練り物、とろとろになるまで煮込まれた牛すじ肉。 カラシや柚子コショウでアクセントをつけたら、日本が世界に誇る大衆料理が完成する。

梁 世柱
6月15日


Not a wine review <4>
美丈夫, 蔵ハイ 高知ゆず&山椒. 海外へと赴いた時、ワインも含め、私は徹底的に「 ご当地もの 」を飲むようにしている。 ところかまわず有名国のファインワインを飲む人も、私の同業者には多くいるが、個人的にはどうにも食指が動かない。(お疲れシャンパーニュだけは話が別。) 自分自身がそういう思考であるからか、私は海外からゲストが来た時に、可能な限り日本のご当地ものでおもてなしをしたいと考える。

梁 世柱
6月15日


SommeTimes’ Académie <95>(フランス・シャンパーニュ地方: Part.1)
一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Acad é mie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は フランス・シャンパーニュ地方 について学んでいきます。 シャンパーニュ地方は、フランスを代表するだけでなく、世界的に最も優れたスパークリングワインの産地とみなされています。 近年は、他国他産地で同じトラディショナル製法で造られたスパークリングワインの、大幅な品質向上も見受けられますが、その平均的品質の高さと、最高品質級の数量において、シャンパーニュの聖域は未だ揺らいでいません。 シャンパーニュ地方第1回は、シャンパーニュ地方の概要などについて学んでいきます。

梁 世柱
6月11日


出会い <83> 超熟成シャンパーニュ
Taittinger, Comtes de Champagne 1961. 超長期熟成シャンパーニュは酸化の塩梅が読みきれないため、その流通価格に対しかなり ハイリスク なワインだ。 もちろん、メゾンの蔵出しや、定温環境で長期間不動保存されていたケースであれば、相当程度信頼できるが、人の手を渡り歩いてきたボトルに関しては、まさにギャンブルである。 私もレストラン用の仕入れでは、超長期熟成シャンパーニュにかなり慎重な姿勢を保つように心がけていた。 正直なところ、 ハズレを引いたことの方が多い からだ。

梁 世柱
6月10日


キムチとのペアリングは可能か?
アジア独自の 漬物文化 は、奥深い魅力に満ちているが、ペアリングとなると頭を抱えることも多い。 唯一、 酢漬け系 のみが、漬物の酸味とワインの酸味をしっかりと量的に合わせていくことで、比較的容易な攻略が可能だが、その他となると非常に厄介なイメージが付きまとう。 塩味をワインの酸でカットしても、多少の酸味をワインの酸で調和させても、結局は強い 「漬物風味」 が覆い被さってきてしまうように感じる人も多いだろう。 今回のペアリング研究室は、漬物系の中でも難題中の難題の一つ、 キムチ を題材にしよう。 ご存知の通り、キムチは朝鮮半島を代表する漬物。

梁 世柱
6月7日


SommeTimes’ Académie <94>(フランス・アルザス地方: Part.3)
一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は フランス・アルザス地方 について学んでいきます。 フランスが全土的に温暖化の影響を受けている中、フランスにあるワイン産地の中でも最も日照量に恵まれ、乾燥した場所であるアルザスは、その影響を真っ先に受けた産地の一つです。 かつては、ドイツ系品種を主体とした、冷涼産地の花形の一つとして名高かったアルザスですが、その個性には大きな変化が見られつつも、銘醸地としての面目は保ち続けています。 アルザス地方第三回は、アルザス地方で シャンパーニュ製法 にて造られる スパークリングワイン 、 クレマン・ダルザス に関して学んでいきます。

梁 世柱
5月28日


再会 <83> 国際品種のダークホース
Christophe Lindenlaub, Muscat “Je Suis au Jardin” 2023. 国際品種 と聞いて、真っ先に思い浮かぶ葡萄はなんだろうか? 白葡萄ならシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング。 黒葡萄ならピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー。 おそらくその辺りだろう。 他にも、シュナン・ブランやグルナッシュの名を挙げる人もいるかも知れないが、おそらくこの葡萄品種を思い浮かべる人は、ほとんといないだろう。

梁 世柱
5月27日


ワインの賞味期限
ワインには賞味期限が設定されていない。これは、酸性かつアルコール分を含むことから、「腐敗しにくい」ものと判断されているからだ。 確かに、腐敗するかどうかを基準とするのであれば、未開栓のワインは永遠の賞味期限をもつとも言えるのだが、ワインのポテンシャルを超えた経年熟成や、熱劣化など、ワインの味わいを決定的に損なってしまう要素は、実際には多い。 では、一般的な抜栓後のワインの賞味期限(法的な意味ではなく)はどれくらいなのだろうか。 スパークリングワインや軽い白ワイン、ロゼワインなどは1~2日。しっかりとした白ワインなら2~3日、オレンジワインなら3~4日。赤ワインなら3~5日。一部の高級ワインであれば一週間程度。

梁 世柱
5月26日


驚愕のビール+αペアリング
私はあまり、外食の時にペアリングを頼まない。 ペアリングになると、どうしても「オン」になってしまい、せっかくのプライヴェート時間まで仕事モードになってしまうのが一番の理由だ。 誰かと食卓を共にしているのに、ペアリングの分析に夢中になってしまい、ついつい会話を疎かにしてしまうのは、私の悪癖である。

梁 世柱
5月25日


SommeTimes’ Académie <93>(フランス・アルザス地方: Part.2)
一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は フランス・アルザス地方 について学んでいきます。 フランスが全土的に温暖化の影響を受けている中、フランスにあるワイン産地の中でも最も日照量に恵まれ、乾燥した場所であるアルザスは、その影響を真っ先に受けた産地の一つです。 かつては、ドイツ系品種を主体とした、冷涼産地の花形の一つとして名高かったアルザスですが、その個性には大きな変化が見られつつも、銘醸地としての面目は保ち続けています。 アルザス地方第二回は、アルザス地方の基礎的な知識に関して学んでいきます。

梁 世柱
5月21日


出会い <82> テロワールが薫る至高のナパ・カベルネ
Hewitt Vineyard, Cabernet Sauvignon Double Plus 2017. 現地価格$500 アメリカ合衆国・カリフォルニア州の ナパ・ヴァレー は、まだまだ 誤解 されているように思えてならない。 特に 高級品 になればなるほど、その傾向が強い。 それもそうだろう。ナパ・ヴァレーのトップエンドは、 葡萄畑のテロワールが如何に優れているか、と言うワインに取っての普遍の真理ではなく、高給取りのコンサルタントを栽培でも醸造でも雇って、如何に「高品質なイメージ」を実現させるかに躍起になってきた 。

梁 世柱
5月20日


アクアパッツァには地中海のワイン
食の都 ナポリ が誇る名物料理は多々あるが、 アクアパッツァ (ペシェ・アッラックア・パッツァ)は、カジュアルイタリアンとして広く親しまれている逸品だ。 魚介類をトマト、オリーヴオイルと共に煮込む、というシンプル極まりない料理なだけに、素材の質と、シェフの腕が極めて重要となる。 いや、重要どころか、一切のごまかしが効かない、とすら言えるだろう。 残酷だが、半端な店でアクアパッツァを頼んでも、満足度はそれほど高くならないのだ。 特に、既製のブイヨンを用いない伝統的なレシピの場合、そもそもカジュアルな料理として成立させるのが難しくなってしまう側面すらある。

梁 世柱
5月19日


欠陥的特徴の経過観察 <6>
期間限定の新シリーズとなる「欠陥的特徴の経過観察」では、とあるナチュラルワインに生じた問題が、どれくらいの時間で「沈静化」(経験上、完全消失する可能性は低い)、もしくは変化するのかを、約2ヶ月おきに検証していく企画としてスタートした。 前回検証時(2025年1月3日)には、欠陥的特徴のほぼ完全な沈静化を確認できたため、今回は味わいを中心に検証を行う。 本企画の検証対象となるスパークリングワインは、同ケースのロットで11本入手したため、本来ならば瓶差という可能性は極限まで排除できていると考えて良いが、それでも十分な亜硫酸添加によって、菌類、微生物類の活動を最小限まで低減、かつ平均化させたワインではないため、その「誤差」はより大きくなる傾向にある。 検証対象とする欠陥的特徴の項目は、揮発酸、還元臭、ブレタノミセス、ネズミ臭とし、五段階評価(1が最も弱く、5が最も強い。)で記録していく。 また、ネズミ臭に関しては、抜栓後に欠陥が顕在化したタイミングも合わせて記録していくこととする。 *各欠陥的特徴の詳細は、 過去記事 をご参照いただきたい。

梁 世柱
5月15日


SommeTimes’ Académie <92>(フランス・アルザス地方: Part.1)
一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は フランス・アルザス地方 について学んでいきます。 フランスが全土的に温暖化の影響を受けている中、フランスにあるワイン産地の中でも最も日照量に恵まれ、乾燥した場所であるアルザスは、その影響を真っ先に受けた産地の一つです。 かつては、ドイツ系品種を主体とした、冷涼産地の花形の一つとして名高かったアルザスですが、その個性には大きな変化が見られつつも、銘醸地としての面目は保ち続けています。 アルザス地方第一回は、アルザス地方の基礎的な知識に関して学んでいきます。 Alsaceのテロワール フランスとドイツの国境付近に位置するアルザス地方は、南北に約185km、東西に約40kmと、細長い形をした産地です。

梁 世柱
5月15日


再会 <82> 外れの高地の極上クラシコ
Tenuta la Novella, Musignana 2022. 温暖化は伝統産地に新たなトレンドを呼び込んだ。 より 高地の冷涼ゾーンへの進出 だ。 このトレンドは、 ブルゴーニュ を例にすると最も分かりやすい。 長い歴史の中で、最上とされてきた村や葡萄畑の多くは、現在でもその優位性を保ってはいるものの、一部の低地にある畑が、温暖化に苦しんでいる。

梁 世柱
5月14日


生肉のカルパッチョを攻略
肉料理、特に赤身肉を使った料理には、赤ワインが定番。 ワインペアリングの常識は概ね正しい。 特に 噛みごたえのある赤身肉 と合わせるには、赤ワインの タンニンが必要 になるからだ。 しかし、その法則は、 「逆」の可能性 も示している。 噛むことを僅かしか必要としない赤身肉料理なのであれば、タンニンもまた不必要となる のでは無いのか、と。

梁 世柱
5月10日
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