再会 <88> 伝説と継承
- 梁 世柱

- 8月19日
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Emmanuel Rouget, Vosne-Romanée 1er Cru Cros Parantoux 2013.
レストランという現場で働いていると、(特に高級店の場合)店舗で販売したものと、持ち込みワインを合わせれば、かなり頻繁に高級ワインを味わうことができる。
飲食店の現場は体力的にも精神的にもかなり過酷ではあるが、それでも「役得」というものはあるのだ。
しかし、不思議なことに、頻繁にそのようなクラスのワインに触れていると、段々と感覚が麻痺してきてしまう。
「普通」の高級ワインでは、もはや心が激しく揺さぶられなくなってしまうのだ。


