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南アのピノ・ノワールは本当に注目に値するのか?
南アフリカ共和国。アフリカ大陸の最南端に位置し、アフリカ大陸各国の中でも、最もヨーロッパの影響が色濃い国の一つである。大航海時代の初期である15世紀末頃にはポルトガル人が喜望峰に到達。1655年に最初の葡萄園が開かれた南アは、ニューワールド産地の古参組でもある。日本において...

梁 世柱
2021年4月22日


「晴れの国」岡山を体現するワイン
「晴れの国、岡山」。晴れの日が多く温暖な気候を生かして、様々な農産物で全国有数の質の高い農業が営まれます。清水白桃やマスカット、ピオーネは栽培面積、品質とも全国一を誇っております。 そんな果物王国の岡山県に、2016年、domaine...

SommeTimes特別寄稿
2021年4月20日


静かに再起する産地 ダオン <ポルトガル特集後編>
ダオンは森に囲まれた静かな産地だ。

別府 岳則
2021年4月19日


頑張ろうピノ・ブラン
私が栽培を開始した北海道北斗市のDue Punti Vineyardsには、植樹本数の多い順にピノ・ノワール、シャルドネ、ツヴァイゲルト、メルロー、ピノ・グリ、ピノ・ブランを植えています。ただ一番増やしていきたいのは現在一番少ないピノ・ブランなのです。何年後かわかりませんが...

SommeTimes特別寄稿
2021年4月17日


小公子が放つ驚きのオリジナリティ
以前勤めていたレストランに九州ワインの取り扱いが一本もなく、これはダメだと思い、ワイナリーを訪問して衝撃を受けた安心院ワインを紹介したいと思います。 九州というと大分の「安心院葡萄酒工房」、熊本の「菊鹿ワイナリー」、宮崎の「都農ワイナリー」が有名で、それぞれ違ったスタイルの...

SommeTimes特別寄稿
2021年4月13日


シャンパーニュにおけるグレートヴィンテージの考察 ①
ワインに関して良く言われるのが、グレートヴィンテージとオフヴィンテージの違い。 世界中を取り巻く天候や気候によってその年の出来を判断し、ワインと共に語られていく。 勿論、私たちソムリエもこの評価を参考にし、ゲストから頼まれたワインをセラーから出すまでに、今までの知識と経験か...

SommeTimes特別寄稿
2021年4月11日


シャンパーニュの味わいにおけるドサージュの面白さ
近年、シャンパーニュの多くの生産者がExtra brutやBrut Natureを手掛けています。 その理由は気候変動だけではなく、人々のライフスタイルの変化など多岐にわたるのですが、ドサージュはシャンパーニュの味わいにおいて、歴史的にもその流行を生み出してきた重要な一つの...

SommeTimes特別寄稿
2021年4月7日


一周遅れのランナーか?それとも世界の最先端? <ポルトガル特集 前編>
数年前に、 ダオン を代表する生産者である キンタ・ダ・ペラーダのアルヴァロ を訪問した時に連れて行かれたのが、街と森の境界線にある場所だった。周りを見回して驚いた。葡萄畑のようだが無造作に植えられたのか 樹間の統一性のかけらもなく、全ての樹は地面をうねり、ふたつとして同じ姿はない 。

別府 岳則
2021年4月3日


プロのシャンパーニュの楽しみ方!
こんにちは、恵比寿にあるワインショップ、WINE MARKET PARTY店長の沼田です。 今回ですが、少しだけ勉強になる「プロのシャンパーニュの楽しみ方」と、最近「珍しい飲み比べ」をしたのでレポートしたいと思います。 皆様はシャンパーニュを飲む際に何を見て飲んでいますか?...

SommeTimes特別寄稿
2021年4月2日


選択 <循環の守り手として生きていく>
2021年に入ってしばらく経過したが、長野は12月中旬の初雪から継続して雪が降り、畑は2月の中旬を過ぎても雪に覆われていた。日本都市部、世界各国、かわらず新型コロナウイルスの影響で苦しい状態が続いているが、今年はどんな年になるのか、昨年の自然災害、地球気候危機に直面している...

ソン ユガン
2021年3月31日


ガリシアの隠れた銘醸地
今回紹介するワインは、アデガ・マヌエル・フォルミーゴのフィンカ・テイラです。 生産者: Adega Manuel Formigo/アデガ・マヌエル・フォルミーゴ ワイン名: Finca Teira/フィンカ・テイラ 葡萄品種:...

SommeTimes特別寄稿
2021年3月30日


カリフォルニアの宝石「ピゾーニ」
このコラムでは、私が粋(Iki=生=活)と感じるワインを色々と紹介させていただきたいと思っております。 カリフォルニアでピノ・ノワールの生産者であれば、皆一度はそれに挑戦してみたいと思うであろう畑がある。 「Pisoniピゾーニ」の名前を聞いたことがあるだろうか?...

SommeTimes特別寄稿
2021年3月23日


天と地と人と <コンテンポラリー・アメリカ 最終章>
信念と勇気。コンテンポラリー・アメリカに感銘を受けるたびに、ワインの向こう側にある造り手の強靭な意志に、手放しの称賛を贈りたくなる。精緻に彫琢され、華々しくラグジュアリーな魅力に満ちた至高のビッグワインは、確かに敬服の念に堪えない存在であるが、筆者の心が強く揺さぶれるワインは、 優れた審美眼と観察眼によって最適解を導き出した先に現出する、テロワールの最も輝かしい姿を表現したものである 。

梁 世柱
2021年3月21日


Chianti Classicoのサブゾーンを解き明かす
イタリアが世界に誇る銘醸中の銘醸、キアンティ・クラッシコ。広大なゾーンが認められている通常のキアンティと異なり、限定された集中的なエリアであるキアンティ・クラッシコ(以下、クラッシコと表記)は、平均的品質、価格共に、広域キアンティやその他のキアンティに連なるサブエリア(Ru...

梁 世柱
2021年3月18日


ど田舎的ソムリエライフ
熊本市内の学校に通っていた学生時代、ある運動部に所属していた。その競技は天草でも活発に行われていて強豪校も多く、特に天草出身の選手には大きな身体的特徴があった。体が大きな選手には強さだけでなくバネと柔軟性があり、体が小さな選手には速さだけでなくトリッキーな上手さがあった。味...

SommeTimes特別寄稿
2021年3月16日


ペアリングの実践 <4>
今回は、より 質感のあるスープ を題材に、 酸味、風味、質感 の3つの要素を用いながら、攻略していきます。

梁 世柱
2021年3月14日


やばいぞソムリエ
【ある日のSNS】 このコラムを書いているのは2021年2月9日、緊急事態宣言が延長されコロナ禍のまっただなかである。レストランは時短営業を余儀なくされ、ワインを通じたリアルコミュニケーションを19:00以降、楽しむことも御法度とされている。そしてレストランは勿論の事、小売...

SommeTimes特別寄稿
2021年3月12日


Advanced Académie <5> ハイブリッド品種の是非
ハイブリット品種とは、特定の目的のために 人工的に交配された品種 のことだ。様々な農作物において、現代では当たり前の技術であり、それがリンゴや柑橘や野菜であれば、特に違和感なく食している人が大多数だろう。しかし、ワイン醸造用葡萄としてのハイブリッド品種は、すこぶるイメージが悪い。

梁 世柱
2021年3月10日


ハイブリッド・ソムリエ
0. ハイブリッド・ソムリエとは ハイブリッド:生物学で異なる種類などを掛け合わせた交雑種 ソムリエ:レストランで従事し、ワイン全般を含めた飲料に対しての専門性の高いウエイター とここでは位置付けておきたいと思います。 ハイブリッド・ソムリエ:状況の変化に対応し、外的要素(...

SommeTimes特別寄稿
2021年3月9日


躍動するロワールの注目株
星付き有名シェフの下で働く若い料理人が才能を見込まれ、みっちり修業した後に自分のレストランをオープン。 その新店、試してみたくなりますよね。 しかし、有名店で働いていたと言っても実は単に下働きしてただけだったり、師匠のコピー料理だったりで、残念ながら期待外れということもしば...

SommeTimes特別寄稿
2021年3月6日
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