梁 世柱2022年1月23日真・日本酒評論 <4> ヴィジョンと結果<花の香:純米大吟醸 桜花> 先日公開した「而今」に関する記事にて、「地元の米を使った酒は全ての要素がより一体感を増す」という仮説について述べたが、この仮説の検証対象となる日本酒を試す機会があったため、「真・日本酒評論」にてレヴューすることとする。...
梁 世柱2022年1月16日出会い <5> 衝撃のオレンジVinyas d’Empremta, Rabassa 2019. ¥5,200 オレンジワインの復興は、北イタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州とスロヴェニアの国境付近から始まりました。 復興が始まったばかりの1990年代後半は批判も多かったのですが、2000年代に入...
梁 世柱2022年1月8日再会 <5> 貴族的ワインに宿った永遠の価値San Giusto a Rentennano, Chianti Classico “Riserva le Baroncole” 2017. ¥5,600 イタリア・トスカーナ州のキアンティは、世界で最も名の知れた赤ワインの一つ。主要品種であるサンジョヴェーゼも、イタリア屈...
梁 世柱2021年12月24日真・日本酒評論 <3>:無農薬米が示す確かな可能性<七本槍:生モト純米酒 無有 2019> ワインの世界においては、世界的なサステイナブル思考やSDGsが強く後押しをして、オーガニック農業が徐々にスタンダードとなりつつある。その勢いは驚異的とすら言えるほどで、オーガニック転換の前段階である減農薬農法までは、既に世界各地の産...