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出会い <65> 新世代のスタイリッシュなナチュラルワイン
Peltier Ravineau, les Bois brûlés 2023. ¥3,800 世代が変わればワインの味も変わる 、というのは、ワインの世界では延々と繰り返されてきたことだ。 基本的には、だいたい 10年単位で一世代...

梁 世柱
2024年8月11日
閲覧数:65回


Wine Memo <27>
Laurent Bannwarth, Riesling Bildstoeckle 2019. ソムリエとしての修行を始めて間もない頃。今から20年ほど前の話だ。 私は順当に、“当時は”ワイン界の中心にいた フランスの銘醸地...

梁 世柱
2024年8月9日
閲覧数:59回


再会 <65> 大ピンチを救ってくれた、思い出のワイン
La Biancara (Angiolono Maule), Sassaia 2022. ¥3,700 約12年前の年末、私は 大ピンチ に陥っていた。 当時NYのワイン業界では無名に等しかった私を、なぜか新プロジェクトのワインディレクターとしてヘッドハントした、今...

梁 世柱
2024年8月4日
閲覧数:155回


出会い <64> 古代型ワインの妙
Atipico, Under the Plum Tree 2023. ¥5,800 人類最古のワインカテゴリーは何なのか。 とても興味深い疑問だが、考古学である以上、どのような見解にも頻繁に 「おそらく」 という枕詞がついて回る。 しかし、少なくとも...

梁 世柱
2024年7月28日
閲覧数:32回


Not a wine review <3>
Rockland Distilleries, Ceylon Arrack. (免税店価格:約4,900円) 一週間に渡って、ワインジャーナリストにとっては無縁の国を訪れた。 スリランカ だ。 半分はヴァケーションも兼ねた旅であったが、紅茶の 世界三大銘茶...

梁 世柱
2024年7月21日
閲覧数:28回


再会 <64> 飲み頃観測の難しさ
Rall, AVA Syrah 2020. ¥11,800 ワインの飲み頃予測に、完璧な方程式は無い。 産地(もしくは特定の葡萄畑)と葡萄品種だけで予測が成り立つなら簡単だが、実際にはヴィンテージ、造り手の特徴(特に収穫時期と醸造関連)、輸送環境、管理状況などの様々...

梁 世柱
2024年7月7日
閲覧数:58回


出会い <63> 環境のアロマ
Marzagana Elementales, Vita 2022. ¥8,000 ふと疑問に思った。 きっかけは、焼肉店でたらふく食べた後の、自分の衣服だった。 美味しかった記憶がすぐに蘇ってくるような、焼肉の匂いが染み付いていた。...

梁 世柱
2024年6月30日
閲覧数:61回


再会 <63> Johannes Zillinger Part.2
Johannes Zillinger, Numen Rosé SL 2020. 偉大なロゼの探求 。 私が長年取り組んできた研究テーマの一つだ。 夏に、よく冷やしてカジュアルかつリーズナブルに楽しむ。 そのシチュエーション自体は私も楽しんでいるのだが、それだけ、...

梁 世柱
2024年6月23日
閲覧数:68回


Not a wine review <2>
伝統深い飲み物が他文化との交流によって変化 する、という現象は 現代のトレンド なのかも知れない。 中には、極めて ワイン的な変化をした一部の日本酒 のように、(ワインとその文化に対する) 憧れやコンプレックスが根底にある...

梁 世柱
2024年6月22日
閲覧数:61回


出会い <62> ティピシテを超えたブルゴーニュの偉大さ
Pierre-Henri Rougeot, Saint-Romain 2020. ¥9,300 気候変動、温暖化によって、 伝統産地のワインが様変わりしつつある ことは、SommeTimesでも度々取り上げてきた。いや、問題視してきた、と言って良いだろう。...

梁 世柱
2024年6月17日
閲覧数:70回


再会 <62> Johannes Zillinger Part.1
Johannes Zillinger, Parcellaire Blanc No.1 2021. オーストリア は、世界でも有数の ナチュラルワイン銘醸地 だ。 北海道とほぼ同じ国土面積、大阪府とほぼ同じ総人口。オーストリアはとても小さな国であるため、ここでいうナチ...

梁 世柱
2024年6月9日
閲覧数:59回


出会い <61> 辛口フルミントの聖地
Vino Gross, Igli č 2021. 世界は広い。そしてワインの世界もまた、広大だ。 日本は世界で最も成熟したワイン市場の一つであるため、レーダーの範囲をかなり広げてさえいれば、知られざる銘醸と出会える可能性も高いが、マイナー産地ならまだしも、マイナー...

梁 世柱
2024年6月2日
閲覧数:74回


再会 <61> ネクスト・ステージ
Botanical Life, vin-shu plus rouge 1 ~terra~ 2022. ¥3,800 良いところも、そうとは言い切れないところも含めて、ワインに対して全面的に 正直 であることは、私がジャーナリストとして何よりも大切にしているポリシーだ。...

梁 世柱
2024年5月26日
閲覧数:74回


Wine Memo <26>
Florian Herzog, Neuburger 2022. 約10年ぶりに ウィーン を訪れている。 美しい建築物の数々、スペース感たっぷりでゴミ一つ落ちていない街並み、至るところから聞こえてくるヴァイオリンのしらべ、隣国のドイツよりも遥かに美味しい料理、ゆったりとした...

梁 世柱
2024年5月24日
閲覧数:58回


出会い <60> 魅惑のソレラ
Ktima Ligas, Spira NV. テロワールと葡萄品種の相性は、高品質ワインにとって最も重要な条件だが、唯一無二の絶対的なもの、というわけでもない。 例えテロワールが(最高の産地と比較して)劣っていても、スタイル的に品質が頭打ちになりやすいタイプのもので...

梁 世柱
2024年5月19日
閲覧数:48回


再会 <60> 南ローヌの伏兵
Domaine de Marcoux, Lirac Rouge “La Lorentine” 2021. ¥4,900 南ローヌ は世界的な銘醸地だが、(少なくとも日本では)あまり理解されていない産地でもある。 この地では Chateauneuf-du-Pape...

梁 世柱
2024年5月12日
閲覧数:49回


Not a wine review <1>
Rampur, Double Cask.(免税店価格:約15,000円) 今週は「出会い」、「再会」のシリーズをお休みして、イレギュラーなレヴューをお届けしようと思う。 私は専門分野としているワインと日本酒以外にも、日常的にありとあらゆる酒類を嗜んでいるが、中でも...

梁 世柱
2024年5月5日
閲覧数:56回


Wine Memo <25>
Mayer-Fonné, Riesling Grand Cru Schoenenbourg 2016. ¥7,500 アルザスのグラン・クリュ は本当に難しい。 まず、 51という数は明らかに多すぎる 。しかも、(個人的な意見としては)その半数近くが、品質的にはグラ...

梁 世柱
2024年5月3日
閲覧数:56回


出会い <59> 不可能を可能に
Lightfoot & Wolfville, Kekfrankos 2020. ¥4,000 ビオディナミ農法 の難易度とリスクは、 テロワールの条件によって大きく変動 する。 同農法では カビ系病害への対策が鬼門...

梁 世柱
2024年4月28日
閲覧数:73回


Wine Memo <24>
Nyetimber, Cuvée Chérie Demi-Sec NV. 高品質かつテロワールに正直なワインでさえあれば、基本的には「なんでもあり」な私だが、それでも販売に四苦八苦するタイプのワインというのは僅かに存在する。 中でも特に、...

梁 世柱
2024年4月26日
閲覧数:48回
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