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Wine Memo <13>

José Piteira, Vinho de Talha Tinto 2018.

ロシアによるウクライナ侵攻を発端とした物価と輸送費の高騰、歴史的な円安によって、日本国内でもあらゆる物価とエネルギー費が上昇し、輸入ワインの価格もどんどん釣り上がっている。


大幅な賃上げという幸運を享受できている人なら問題ないのかも知れないが、5%程度の賃上げでカヴァーしきれるほど、昨今の物価高は緩くない。


限られた資金源は、生活必需項目に優先して回され、娯楽や嗜好品にかけられるDisposable incomeは縮小していく一方だ。


私がワインに携わってから20年余りの間で、今ほどワインの「コストパフォーマンス」を強く意識したことは無いだろう。


長年買い続けてきた銘柄を、価格高騰を理由に見限ることは、もはや日常茶飯事となった。


なかなか心が痛むのだが、仕方のないことだ。



ワインの世界において、コストパフォーマンスの王者は、昔も今もチリであることは間違いない。

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