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Wine Memo <11>

Dom. Muller-Koeberle, Mobylette 2021.

俗に「ピンクワイン」と呼ばれる「ごちゃ混ぜ系ワイン」(それほど浸透している呼び名ではないが)に関しては、以前の出会い <35>でも紹介したが、今回は少し違う目線から、この特殊な新カテゴリー候補に関して考えてみようと思う。


再度、ピンクワインの定義(法的な定義はもちろん存在していない)だけは明記しておいた方が良いだろうか。


ピンクワインとは、白ワイン、ロゼワイン、オレンジワイン、赤ワインという主要4カテゴリーのワインを、それぞれ別に醸造した後にブレンドしたワイン(一応、ロゼか赤は必ずブレンドされている、としておこう)のことを意味している。


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