出会い <98> オレンジワインのお気に入り品種
- 梁 世柱

- 19 時間前
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Stefano Legnani, Bamboo Road 2024. ¥3,500
オレンジワインという存在を認識し始めてから、15年以上の月日が流れた。
白ワインとして造られた時とは、そもそも全くと言って良いほど表情を変えてしまうのと、マセレーションの期間、温度、酸素とどれだけ接しているか、など最終的な味わいに影響を与える変数も多いため、なかなかオレンジワインという製法と品種の組み合わせで、一貫した個性を見出すのは容易ではない。
だが、ようやく「掴めてきた」という感覚がある。
以前のクラシックなオレンジワインは、マセレーションが強く、まるで抽出しすぎた紅茶のように、個性が逆に分かりにくかったが、現代的なオレンジワインには、同品種間である程度一貫した個性が生じる程度には、調和がある。
つまり、今なら「オレンジワインにするならこの品種が好き」といった文脈で話をすることも、可能になってきたのだ。


