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出会い <109> 日本ワインの特異点

  • 21 時間前
  • 読了時間: 3分

奥出雲ワイン, 小公子 Unwooded 2025.


日本の地品種とされる文脈で語られる葡萄の中で、私が最も高く評価しているのは、小公子である。


これはあくまで私の主観だ。

だが、その主観を、今回ばかりはあまり引っ込めるつもりがない。


日本ワインは今、「日本らしさ」という言葉に真正面から向き合っている。


淡い。

軽い。

繊細。

寄り添う。


日本という国が紡いできた、独特の美意識。

アイデンティティの確立において、これほど重要な意味を持つものもないだろう。


実際に、その方角にしか現れない美しさが、確かにある。


ただし、すべてをその言葉で包んでしまうと、見えなくなるものもある。

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