Mound Edward, Ted Pinot Noir 2022. ¥4,350
世界的なワイン価格の高騰が止まらない中、我々の日常生活から最も遠いところへ行ってしまった品種は、おそらくピノ・ノワールだろうか。
その原因は、兎にも角にもブルゴーニュにある、と考える人がほとんどだと思うが、それは半分正解と言ったところ。
確かに、ブルゴーニュが(特にコート・ド・ニュイ赤)なかなか天井が見えない高騰を続けているため、その価格に世界各地のピノ・ノワールが引っ張られている側面はある。
しかし、そもそもピノ・ノワールという葡萄の性質を理解してみると、別の理由も見えてくるのだ。