SommeTimes’ Académie <150>(イタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ州3: Alto Adige赤)
- 7月28日
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前回まで、トレンティーノ=アルト・アディジェ州編では、Alto AdigeとTrentinoの白について学んできました。
Alto Adigeの白では、標高差と谷の複雑さが、多品種の白ワインをパッチワークのように展開させていました。
一方、Trentinoの白では、Nosiolaを中心に、谷、湖、風、斜面などが具体的にまとまった地形が、品種ごとの個性を支えていました。
では、Alto Adigeの赤はどう理解すればよいのでしょうか。
ここで大切になるのは、「北イタリアの冷涼な赤」として一括りにしないことです。
Alto Adigeの赤には、軽やかで淡い Schiava があり、奥深く濃密なLagrein があります。
そして、冷涼な斜面で繊細さを得るPinot Noirがあります。
同じAlto Adigeの中に、軽さ、濃さ、繊細さが並んでいる。
この振れ幅こそが、Alto Adige赤の入口になります。

