SommeTimes’ Académie <143>(イタリア・アブルッツォ州1:Montepulciano前編)
- 6月9日
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Montepulciano d’Abruzzo D.O.C.で知る、山と海の赤ワイン
アブルッツォ州のワインを学ぶとき、まず中心になるのは Montepulciano d’Abruzzo D.O.C. です。
アブルッツォを代表する赤ワインであり、イタリア全体で見ても知名度の高いD.O.C.の一つと言えます。
濃い色調、明るく豊かな果実味、シンプルで分かりやすい味わい、手の届きやすい価格帯。
そうした印象から、日常的な赤として広く親しまれているワインです。
ただし、Montepulciano d’Abruzzoは、単に「安くて濃い赤」だけで終わるワインではありません。
アドリア海側の明るさと、アペニン山脈へ向かう内陸の冷涼さが交差する、丘陵地と高台の畑。
その広がりの中で、Montepulcianoは、果実味だけでなく、酸、タンニン、熟成による厚みも見せます。


