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再会 <49> 地味だった格付けシャトー

Ch. Cantemerle 2020. ¥6,000


今でこそ超広範囲に渡って、世界中のあらゆるワインを探求しているが、キャリアの初期は決してそうではなかった。


21歳になってすぐ、生活上の理由で必要に駆られて始めたワイン修行は、当時のおおよそ一般的な例に漏れず、フランスの銘醸地からスタートした。


私の場合は、なぜか強く興味をそそられたアルザスも含まれていたが、ここでいう銘醸地とは、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのこと。


とはいえ、お金がとにかくなかった当時の私は、まずは座学から始めた。


NYの紀伊國屋で購入した「ソムリエ・マニュアル(著:右田圭司)」は、手垢にまみれ、ボロボロになるまで、何度も何度も読み込んだ。


しばらくは本から見えた「見知らぬ華やかな世界」を存分に楽しんでいたが、知識と同時に、様々なワインへの憧れも蓄えられてしまい、ほどなくして私は、それらのワインを飲みたくて仕方なくなってしまった。


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