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再会 <17> 「らしさ」とは

農楽蔵, Nora Rouge 2017


日本でワインの仕事をするなら、日本ワインのことを無視するわけにはいかない。


時代は、インターナショナル&ボーダーレス。海外のワインプロフェッショナルやワインファンから、日本ワインのことを訊ねられるのはもはや日常茶飯事だ。


日本酒(清酒)、焼酎、お茶など、これまでは「日本色」の強い飲料に関して聞かれることの方が多かったが、近年は日本ワインへの海外からの関心も確実に高まっている


「だから」、というとなんとも調子の良い話に聞こえると思うが、もちろん、自発的な興味は十分にもって、日本ワインとなるべく頻繁に接してきたつもりだ。



過去10年ちょっとの間に、様々な側面で、日本ワインの品質は確かに向上してきた


だが、正直なところ、それでもまだ、大多数の日本ワインは、私にとっては「ものたりない」。


そう感じる理由もわかっている。


インターナショナルスタイル(*1)というカテゴリーのワインが、すでに旧時代の遺物となりつつあるからだ。


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