出会い <83> 超熟成シャンパーニュ
- 梁 世柱
- 6月10日
- 読了時間: 3分
Taittinger, Comtes de Champagne 1961.
超長期熟成シャンパーニュは酸化の塩梅が読みきれないため、その流通価格に対しかなりハイリスクなワインだ。
もちろん、メゾンの蔵出しや、定温環境で長期間不動保存されていたケースであれば、相当程度信頼できるが、人の手を渡り歩いてきたボトルに関しては、まさにギャンブルである。
私もレストラン用の仕入れでは、超長期熟成シャンパーニュにかなり慎重な姿勢を保つように心がけていた。
正直なところ、ハズレを引いたことの方が多いからだ。