ジェノヴェーゼとのイタリアン縛りペアリング
- 13 分前
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夏になると、私はバジルが爽やかに香るペスト・ジェノヴェーゼを多用する。
この料理の故郷は、イタリア北西部のリグーリア州、ジェノヴァ周辺。
海と山が近く、平地の少ない土地で、オリーブオイル、香草、野菜、魚介を巧みに使う料理文化が育ってきた。
その象徴が、ペスト・ジェノヴェーゼだ。
本場の味を考えるなら、リグーリアで栽培されるBasilico Genovese DOPというバジルが最重要とされ、そこへ松の実、にんにく、パルミジャーノ・レッジャーノ、羊乳チーズのフィオーレ・サルド、粗塩、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルが加わる。
バジルの鮮烈な香りを中心に、にんにくは刺激を、松の実はやわらかな厚みを、チーズは塩気と旨味を、オリーブオイルは滑らかさを加える。
それぞれが存在感を保ちながら、最後にはちゃんとバジルのところへ戻ってくる。


