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高級ビールを嗜む <2> 湯河原の極上クラフト

不定期連載とはしていたものの、初回から随分と時間が経ってしまった高級ビールのレヴュー企画。


ビールは相変わらず飲んでいたのだが、なぜかそこまで心を揺さぶられるものに巡り合わなかったり、最高に美味しいと思ったものが生ビールで写真が撮れなかったりと、どうにも歯車が噛み合わなかった。


今回久々にご紹介するビールとは、その出会いも含めて、思い出が色々と詰まっている。


小田原で諸用済ませ、帰路に着こうとした時、自らの疲弊ぶりを痛感した私は、「どれ、湯治でもして帰ろうか。」と思い立った。


箱根の方が近かったが、観光客の渦に飲み込まれる気にもなれなかったので、少し寂れた(申し訳ない!)湯河原へ行くことにした。


見知らぬ地に行くと、食事処と地ビールを真っ先に探すのが私のルーティーン。


湯河原の酒屋に立ち寄り、地ビールの棚を眺めていると、鮮烈にポップなラベルのビールが目についた。

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