ブルゴーニュにおける葡萄畑のランキング企画となる、Advanced Académieの新シリーズ。
ご存知の通り、ブルゴーニュには超広域Bourgogneから始まりGrand Cruに至るまで、多階層の格付けが存在していますが、同階層内でも優劣が生じます。
本シリーズでは、以下のような形で、すべての特級畑、一部の一級畑(単一としてリリースされることが多いクリマ)、一部の村名格畑(特筆すべき品質のものを抜粋)をランキングしていきます。
SS:最上位の特級畑クラス
S:平均的な特級畑クラス(一部の一級畑も該当)
A:特級畑に肉薄する最上位の一級畑クラス(一部の特級畑も該当)
B:際立って秀逸な一級畑クラス(一部の特級畑も該当)
C : 秀逸な一級畑クラス(一部の村名格畑も該当)
D:平凡な一級畑クラス(一部の村名格畑も該当)
一部のクリマに関しては、生産者による品質の落差が大きいため、(A~S)のようにランクを跨いだ評価となります。
第三回はMeursaultをテーマと致します。
特級畑こそありませんが、全体的に一級畑の品質が極めて高く、中には間違いなく特級クラスの畑もあり、コード・ド・ボーヌ白、三大銘醸地の一角として知られているのがMeursaultです。
非常に実力の高い造り手が集中しているのも、Meursaultの名声が極まった理由の一つと言えるでしょう。