top of page

Search Results

空の検索で1007件の結果が見つかりました。

  • 出会い <95> 熟度の境界線

    Vino della Gatta SAKAKI, 猫なで声 2024. ¥4,200 日本ワインに良く見受けられる問題として、葡萄の熟度不足が挙げられる。 この熟度とは、単純な糖度だけではなく、ポリフェノールなどの総合的な熟度であるため、その品種とその土地の相性も非常に重要となるのだ。 さて、ここで疑問を抱く人もいるかも知れない。 十分な熟度、と熟度が足りない、の境界線はどこにあるのだろうか、と。

  • 超クラシックパスタとペアリングの妙

    パスタはイタリア料理という枠組みを大きく飛び出して、世界のスタンダード料理となっている。 このような料理に見受けられる傾向として、ある種の「フォーマット」であることが挙げられるだろう。 乾麺でも、生麺でも良く、具材やソースのバリエーションはまさに無限大。 もはや、パスタという料理の定義をどこに置くべきか分からなくすらなるレベルだが、パスタという「フォーマット」だと考えれば、理解しやすくなる。 身近な例えで言うと、天ぷらというフォーマットの元に、あらゆる具材が使える、という点にも似ているだろうか。 そんなパスタにも、スーパークラシックと呼べる料理がいくつもある。 中でも、料理人の腕が問われるパスタとしても知られるものの一つが、 アーリオオーリオペペロンチーノ 。

  • 韓国伝統酒の奥深き世界 Part.4

    Part.4では、 韓国訪問時に購入した 伝統型ソジュ のレポートをしよう。 Part.2 で解説した通り、現代で知られている最も一般的なソジュは、1960年代以降に台頭した 希釈型ソジュ である。 すでに伝統型と希釈型とでは、比較にすらならないほどマーケット規模が異なっているが、約700年とも1200年とも言われる間生き残ってきた伝統の価値は、計り知れない。 そして、この伝統を絶やさない様に、韓国政府が導入したシステムがある。 国家指定名人制度 だ。

  • 再会 <95> 究極的ブレンド・シャルドネ

    Penfolds, Yattarna Chardonnay Bin 144 2021. ¥28,000前後   ワインを順当に学んでいくと、とある 一つの価値観 に支配されていくことが多い。   我々ワイン人が、 「テロワール」 と呼んでいるものだ。   その土地とその葡萄が出会ったからこそ生まれた個性。   テロワールという概念は、確かに我々に決して尽きない探究を与えてくれる。   テロワールの究極が「単一畑」という価値観が強いブルゴーニュを基準にすれば、より狭い範囲にその価値が高く宿ると考えることになるが、実際には、クラシックワインの世界ではもっと広範囲でテロワールの価値が認められている。

  • 上海蟹ペアリングの決定打!?

    秋から冬への移ろいを知らせてくれる食材は様々あるが、 上海蟹 はその中でも最も高貴なものの一つだろう。 種としての名はチュウゴクモクズガニ。 中国本土、香港、台湾などでは、その最も優れた産地として名高い陽澄湖からとった、 陽澄湖 大 閘 蟹 の名で知られる。   淡水性の小型蟹であり、海で生きる大型の蟹に比べると食べられる部分は随分と少ない(しかも、食べにくい)のだが、その芳醇極まる味わいは至極とされる。   内子(カニの卵)と蟹味噌が凄まじく美味い雌蟹の旬は9月から始まり11月の終わり頃まで、身と蟹味噌、そして白子が絡み合った極上の味わいが特徴の雄蟹は10月から12月までが旬となる。   そして、雌と雄の旬が重なるタイミングは、11月だ。

  • 韓国伝統酒の奥深き世界 Part.3

    Part.3では、 韓国訪問時に実際にテイスティングしたマッコリを解説していこう。 なお、国内流通用のボトリングであることから、ほとんどのマッコリが韓国語でのラベル表記となっていたので、銘柄名は表記せず、写真を追う形で紹介していく。 また、今回の試飲は、Namsun Sool Clubというスル専門のバーにて行った。 試飲したマッコリの共通点としては、フレーバードの有無に関わらず、保存量、調整剤的な添加物を使用していない、伝統製法マッコリのカテゴリーに該当するという点だ。 写真左 どぶろくに限りなく近い、非常に分厚くクリーミーな濁り具合。 ヴァニラ、洋梨を思わせる風味は程よい甘さを感じさせ、わずかなタンニンが輪郭をもたらしている。濃厚だが、不思議なほど軽やかなに楽しめる逸品。 写真右 軽快でフレッシュ感に優れたタイプ。柑橘類を思わせる鋭い酸味や、スパイス感が非常に個性的。甘さを感じさせる要素は皆無に等しく、マッコリとしては際立って辛口の仕立てとなっていた。

  • SommeTimes’ Académie <117>(イタリア・シチリア州: Part.3)

    一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は イタリア・シチリア州 について学んでいきます。

  • 出会い <94> 日本ワインの新たな方程式

    The Rias Wine, Albarino 凪 2024. ¥3,200 日本における現在進行形のワイナリー設立ブームには、不安を覚える側面も多くあるが、希望の光も同時に多く見えている。 その最たる光とは、 フランス系国際品種偏重からの脱却 だ。 そもそも、ヨーロッパの中には、日本のワイン産地と気候条件がある程度近しい産地が、フランス以外にそれなりにある(むしろ、フランスの中にはあまり無い。)のだが、1980年代以降の日本ワインの発展は、実質的にフランス系品種に支配されてきた。 醸造用ブドウは、ちゃんと熟してこそ、真に意味性をもつ。 適していないテロワールで無理やり育てられ、結果としてしっかりと熟していない葡萄から造られた、密度が極端に低く薄いワインに、「日本らしさ」という言い訳を覆い被せるのは、実にナンセンスだと私は常々主張してきた。

  • 激レアジビエとの豪快ペアリング

    ジビエ の季節がやってきた、と秋の深まりが告げてきた。 普段はあまり口にしない肉類に、舌鼓を打つ。 そんな時期がたまらなく好きなのだが、そもそもジビエの定義とはなんだろうか? ジビエとは、 狩猟によって捕獲された、野生の鳥獣肉 のことを指す。 そう、初めから食用として育てられた牛、豚、鶏などの 畜産肉 と決定的に異なる点は、 狩猟肉 であるという部分だ。 一般的な肉類以外をジビエ、と呼ぶことも多いように見受けられるが、本来の定義とは異なるため、一応頭には入れておいた方が良いだろう。 さて、そんなジビエ類の中で、日本で最も広く親しまれているのは鹿肉で間違いない。次いで、猪肉だ。 他にも、熊、うさぎ、鴨、キジバトなどの名が挙がるが、鴨は畜産肉であることも非常に多いので、ここも注意が必要だ。 そして、今回の主役であるジビエは、かなりのレア物。 食べる肉、としては、一般的にほぼ馴染みがない。 アナグマ肉 だ。

  • SommeTimes’ Académie <116>(イタリア・シチリア州: Part.2)

    一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は イタリア・シチリア州 について学んでいきます。   近年の大躍進によって、イタリアを代表する銘醸地の一つとして数え上げられるようになった シチリア州 は、黒葡萄、白葡萄共に、極めて優れた地品種が多数揃った産地です。   シチリア州はそのままシチリア島でもありますが、約25,700平方kmという広大さもあり、非常に多様なテロワールを有しています。   シチリア州編第2回では、シチリアをイタリアで最も優れた産地の一つへと押し上げた、 Etna に関して学んで行きます。

  • SommeTimes’ Académie <115>(イタリア・シチリア州: Part.1)

    一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は イタリア・シチリア州 について学んでいきます。   近年の大躍進によって、イタリアを代表する銘醸地の一つとして数え上げられるようになった シチリア州 は、黒葡萄、白葡萄共に、極めて優れた地品種が多数揃った産地です。   シチリア州はそのままシチリア島でもありますが、約25,700平方kmという広大さもあり、非常に多様なテロワールを有しています。   シチリア州編第1回では、唯一のD.O.C.G.である Cerasuolo di Vittoria に関して学んでいきます。

  • 再会 <94> 見つからない伝説

    Valentini, Montepulciano d’Abruzzo 2012.     この世界に 「伝説」 とされるようなワインは、意外とたくさんある。   そして、その多くは、伝説と呼ばれる割には、簡単に探し出すことができる。   ただし、プレミア価格がついて二次市場で高額取引されるケースが残念ながら非常に多いため、実際の問題は、見つかるかどうかではなく、その対価を払えるかどうか、になるのだ。   もし誰かが私に、ロマネ・コンティを探して欲しいと頼んできた場合、ヴィンテージと価格にさえ縛りがなければ、数分もあれば探し出すことができるし、そもそも空港の免税店でも売っていたりする。   では、本当に見つからない伝説のワインとはどういうものなのだろうか。   真っ先に思い浮かぶのは、 ヴァレンティーニ だ。

お問い合わせ

この​サイトについてのお問い合わせや取材依頼などは下記よりご連絡ください。

​有料会員になる

800円/月のプレミアムプランに加入して全ての記事にフリーアクセス​。
 

© 2024 SommeTimes

bottom of page