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Search Results

「ペアリングの基本」に対する検索結果が760件見つかりました

  • 別色の未来 <南アフリカ特集:最終章>

    もちろん、サスティナビリティへの取り組みや、日本に輸入されている様々なワインの実力は知っていたが、現地の様子を自身の目で見て、造り手と直接会話し、葡萄畑を歩き回り、最もフラットな現地リリースのコンディション でテイスティングしない限り、私はその産地の実力を、外部の情報とワインだけを頼りに、盲目的に信じたりはしない。 過去数年間、少なからず南アフリカのワインに、遠く離れた日本の地で心躍らされてきた身としては、ついに真実を見るであろうことに不安がなかったわけではない。 だが、幸いなことに、それは杞 憂 に終わった。 特にこれまで本特集記事で取り上げてきたピノ・ノワール、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、シュナン・ブラン、シラーに関しては、 一片の疑いの余地もないほど、世界レベルの最高品質

  • ワインリストからワインを選ぼう

    抽象的でも大丈夫なので、好みを伝える 2点です。 1は必須、そして2を恐れる必要はありません。 専門家とは本来、人助けのために存在しているものです。 (カリフォルニアの一部銘柄を除く) 中国 【圏外】 フランス(ブルゴーニュのコート・ドール) フランス(ボルドーの上位格付シャトー) アメリカ(カリフォルニアの一部銘柄) スイス 日本 コスパ・ランキング

  • PIWI品種とナチュラルワイン <オーストリア・シュタイヤーマルク特集:Part.3>

    この 堂々巡り を回避するために、栽培品種が今の気候に適しているかどうかも含めた 畑仕事の根本的な見直し や、糖度上昇の加速によって 劇的に狭まった「適熟」のスイートスポットを、決して逃さないように収穫 特に収穫タイミングに関しては、超速で飛ぶジェット機を、連写機能を一切使わずに写真に収めるようなものだ。     PIWI品種 PIWI (ピーヴィーと発音する)は、ドイツ語で 「真菌耐性付き葡萄品種」 を意味する Pilzwiderstandsfähigen Rebsorten の略となり、日本語ではそのまま PIWI

  • サントリーニの今 <ギリシャ・サントリーニ特集:後編>

    大きな洞窟を改装したワイナリーに入ると、テイスティング中の観光客のグループと、説明するスタッフが目に入り、ここが観光客の多い島であったことを思い出させられる。 生産量は現在6-7万本とそれほど大きいわけではないし、ギリシャ国内でも海外でもよく知られたワイナリーであるにも関わらず、こうやってセラードアにも力を入れているのを見ると、サントリーニが ワイン産地として

  • 非常時のレアワイン

    本にもこういったアイテムが入ってきており、ワインを知っている方は、そういったものを探すのも楽しいです。 あとで紹介するワインはそういったワインで、私も見つけたときにすぐに購入致しました。 カリフォルニア カーネロス(ナパヴァレー) ヴィンテージ1 :2006 ヴィンテージ2 :2007 インポーター :布袋ワインズ株式会社 参考小売価格1 :¥6,700  参考小売価格2 :¥4,800 本日 紹介する1本目のワインは、2006年のシャルドネです。 こちらは熟成も進み、果実の甘みにカリンなども感じることかでき、海老や蟹などと相性がよさそうで和食と合わせたいワインです。 2本目は、2007年のシラーです。私はセインツベリーをずっと扱ってきたのですが、シラーは今回の件で初めて、セインツベリーが作っていたことを知りました。(日々情報を更新しないと改めて痛感しました。) 今回紹介したセインツベリーはもちろん、他にも色々と素晴らしいワインが日本には入ってきておりますのでワインショップでさがしてみてはいかがでしょうか。

  • 出会い <4> ナチュラルなグラン・ヴィーノ

    ろしく高いのがリオハの特徴)がありますし、 リベラ・デル・デュエロ には、かの有名な「ウニコ」を造るベガ・シシリアや、かなり前にちょっとしたブームになった「ペスケラ」、カルト的人気と超高価格を誇る「ピングス もし本当にテンプラニーリョ自体が支持されているなら、有名では無いワインも、 しっかりと売れるはずなのですよ、テンプラニーリョだから、という理由で 。 でも、現実はそう甘くありません。 さて、ちょっとかわいそうな感じすらあるテンプラニーリョですが、 その資質は本物中の本物

  • ど田舎的ソムリエライフ

    本市内の学校に通っていた学生時代、ある運動部に所属していた。その競技は天草でも活発に行われていて強豪校も多く、特に天草出身の選手には大きな身体的特徴があった。 田舎で働くソムリエはただワインを扱うだけでなく、業態により違いはあるものの、基本的にいろんな仕事をしなければならない。ソムリエだけの専門職をやっている者はごく一部であると思う。 これはイタリアだけに限らず日本でも同じことが言えるが、まずは 地理的表示 (注1)の認証を得るとはどのようなことかを考えてみたい。 一部 生産国の地理的表示とワインの品質には相関関係がある場合もある が、 基本的に地理的表示はワインの品質を保証するものではなく、ワインの原産地を保証するものである 。 2018年 駐日イタリア大使館公認 イタリアワイン大使 拝命 〈天草 天空の船〉 熊本県上天草市に位置する全15室のリゾートホテル。

  • プロのシャンパーニュの楽しみ方!

    その葡萄、その土地本来の個性を味わえるノン・ドゼや ブリュット・ナチュール (0~2g/L)を買い、より深くその土地を知るも良し。 苺や木苺などをグラスに入れて、 ドゥミ・セックやセック といったほんのり甘いシャンパーニュをプールサイドで楽しむのもアリだと思います(私みたいな昭和世代だと)。 本拠地である特級クラマン村の最上の区画から選りすぐられたシャルドネを使用し『ステンレスタンク』『樽』で原酒を別々に熟成。 さらに『ステンレスタンク熟成』させた原酒を用いて『瓶内二次発酵をコルク』で行ったキュヴェを加えたブラン・ド・ブランの3本セット。 計2,000種類以上のワインが揃う、日本屈指の大型ワインショップ。 テイスティングコーナーも併設しており、常時25種類以上のグラスワインが楽しめる。

  • 善し悪しは紙一重?葡萄→ワイン「不思議なチオールの香り」

    かれこれ10年くらい前だろうか、勉強の為に古本屋でワイン本を片っ端から漁っていた頃に一度手に取った本があった。 日本人醸造学者、 富永氏 の著書である。 余談ではあるがこの本を貸してくれたその先輩も、同大学醸造学部認定のテイスティングコースDUADの卒業生であった。 最後に一つ、本書より家庭でできる面白い実験についてもご紹介したい。次回白ワイン(特ソーヴィニョン・ブラン)をテイスティングする際にワインを少し注いだそのグラスに10円玉を2,3枚入れてみて欲しい。 リースリングやミュスカ、ゲヴュルツトラミネール、ヴィオニエなど。 ②セミ・アロマティック品種 ソーヴィニヨンブランなどの発酵前には品種の特徴的な芳香が出ていないもの。

  • 固定観念を覆す白ワインに出会った

    しかし、実際ティスティングをしたことがある方が、どれほどいるであろうか。 アイレンのワインは日本では1000円前後がほとんど。ボックスワインも数多く日本で出回っている。 我々1番古い畑は1950年に植樹され、灌漑無しで育てる。これらの畑は長い年月により、テロワールとミネラルを生む。自根の樹はバランスよく仕上がり、手入れの必要はほとんどない。 特に高名なワイナリーとしては、ベガ・シシリアやピングスがある。 (*3)アルゼンチンとチリに跨った南米大陸南部の産地。近年、その限界的な冷涼気候がもたらす個性的なテロワールに注目が集まっている。 本場のワイン、料理を触れにスペインへ。 帰国後2004年のオープンから日本橋サンパウにソムリエとして勤務。 バルセロナのサンパウ本店での研修を経て、2006年、同店のシェフソムリエに就任。 その間スペイン政府貿易庁が主催した第1回「ICEX」(シェフ要請プログラム)の日本代表、世界唯一のソムリエとして選ばれ、2007年10月からスペインに国費留学。

  • 西ドイツを襲った大洪水

    本国内でも人気の高い生産者である クロイツベルクやマイヤー=ネーケル からも、被害状況の報告が届いている。 全長89kmのアール川(ライン川の支流)は、基本的には穏やかで緩やかな小河川であり、洪水の被害は100年に一度程度記録されてきた。 日本国内においても、2兆1500億円という過去最大の水害被害額を記録した2019年のように(その大部分は東日本台風が原因)、大規模水害が頻発するようになっており、決して他人事では済まされない。

  • ワインの「天・地・人」を紐解く

    私もワイン業界入ってしばらくしてから、いくつかの素敵な出会いを経てハマってしまい、微妙な違いを理解できるよう勉強とテイスティングを重ねてきました。 購入し、ある程度たまったら毎年1本ずつ時期を決めて飲んでみようと。 2008年くらいに思い立ち、2001年ヴィンテージから購入できたので15年経過したら始めようと思っていたら、どこかのタイミングで1998〜2000年も手に入ったので2016年から18年経過した1998年 2003年のような 猛暑の年 は収穫のタイミングにより、過熟したブドウからややボッテリとした果実感主体のワインか、果皮や種子のフェノール熟度は低めだが酸を残したブドウからの凝縮感があるが渋みなども強いワイン <ソムリエプロフィール> 宇佐美 晋也 レカングループ エグゼクティブソムリエ 1980年東京生まれ。 2002年株式会社セーキに入社、ブラッスリーレカン上野に勤務。

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