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「ペアリングの基本」に対する検索結果が761件見つかりました
- 真・日本酒評論 <3>:無農薬米が示す確かな可能性
<七本槍:生モト純米酒 無有 2019> ワインの世界においては、世界的なサステイナブル思考やSDGsが強く後押しをして、オーガニック農業が徐々にスタンダードとなりつつある。 一方、 日本酒はどうだろうか 。 結論から言うと、 どうしようもなく出遅れている 。 栃木の 天鷹酒造 (銘柄: 天鷹 )、岡山の 丸本酒造 (銘柄: 竹林 )のように、随分と前から有機米の使用に踏み切ったパイオニア的存在はあれど、どこまでいっても大海の一雫に過ぎず、業界全体を揺るがすほどの なぜ、日本酒のオーガニック化がなかなか進まないのか。 ここには、確かに 難しい問題が山積 している。 まずは 有機栽培 そのものの問題。
- 再会 <56> いちご味のイタリア地葡萄
フランス系国際品種や、イタリアの中でもより王道と言えるネッビオーロ、サンジョヴェーゼ、アリアニコなどとは随分毛色の違う個性派集団。
- 孤高のアルザス
一方アルザスでは、 リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール、ミュスカ は、高貴品種として横並びの地位にある。生産量ではリースリングが多いが、 品質面では甲乙つけ難い 。 その前提での話にはなるが、優れたリースリングには、 10-12の法則 というものがあり、これはヴィンテージから10~12年経過したタイミングで、最高の飲み頃タイミングが一度来る、と言うことを意味する。 今回のリースリングラインナップにも、その傾向が顕著に見られ、筆者が「特に素晴らしい」とマークしたリースリングは、以下の通りとなった。 Riesling Pflaenzerrenben de Rorschwhir ¥6,500 2012 Riesling Pflaenzerrenben de Rorschwhir ¥7,500 リースリング 基本的に 酸が低い ミュスカは、辛口ワインとしては難しい側面があり、世界各国に広がっているものの、酒精強化した甘口ワインの方が高評価であり続けてきた。
- 真・日本酒評論 <2>:季節酒は季節の変わり目が一番旨い
個人的には、日本酒の季節酒には、(現状よりも遅めの) 解禁日が設定されていても良いのでは と感じている。
- 「甘い」言葉に潜む罠
基本的には、 ワインの甘さというのは、糖度と酸のバランスによって確定する 、としておくのが、最もセーフな考え方だろう。 レモネード を思い浮かべていただきたい。 白葡萄品種では、 リースリング を例にすると分かりやすいだろう。
- トランプ関税が、日本のワイン市場をどう動かすのか?
本来なら、世界の経済リーダたる米国は、世界経済に混沌ではなく調和をもたらす存在としてあるべきだと私は考えるのだが、アメリカ・ファーストを掲げ、自国の利のみを徹底的に追求する「タフ・ネゴシエーター」である などと、ご本人は随分な被害妄想を抱えているようなので、流石に200%関税のような異常事態にはならないと願いたいが、最悪の結果は十分にあり得るのだろう。 米国は日本に対し、25%の自動車関税を課すことをすでに発表しているが、貿易戦争の中で、2019年の日米貿易協定が破棄され、再び米国産ワインに対する関税が上昇する(2019年以降、段階的に引き下げられていた
- 真・日本酒評論 <1>:濃醇旨口の傑作
日本全国に、巧みな山廃造りで名を馳せる酒蔵があるが、石川県ほど、 山廃造りを得意とする最高峰の蔵が集まる 場所(次点は秋田県か)は無い。
- Vouette et Sorbée 後編 ~シャンパーニュのその先へ~
後編となる本編では、 シャンパーニュ地方の未来が様々な角度から見え隠れする内容 となる。 決して良いことばかりではない が、それでもシャンパーニュ地方は 先へ先へと進んでいる のだ。 スパークリング・ワインというカテゴリーにおいて、世界各国の技術水準が大幅に上昇したにもかかわらず、極上のシャンパーニュに並び立つワインは、このカテゴリー内には、いまだに存在していない。 それがどのようなフランス他所のクレマンであっても、イタリアのフランチャコルタであっても、スペインのカヴァ、ドイツのヴィンツァーゼクト、南アフリカのMCC、南イングランドのブリット・フィズ、アメリカ・カリフォルニア やオーストラリア・タスマニアのスパークリングであっても、シャンパーニュの最高到達点には及ばない。
- Wine Memo <34>
マーケティングのために使われる、数々のワインを飾る言葉。 その中に真実がどれだけあるのだろうかと、私はすっかり懐疑的になってしまっているが、実際に、懐疑的なくらいがちょうど良いと思うのだ。
- 多雨な日本でのワイン造り
【水分ストレス時】 ・より高いプロリン(アミノ酸の一種)とより低いリンゴ酸とともに、ブドウの果皮と果汁のフェノール類の含有を上げ、テルペン化合物の濃度も高まる。 ・より低いリンゴ酸含有と、より高い糖度、アントシアニンそしてタンニンの凝縮度を含む。 ・アントシアニン含有量に関しては水分ストレスが多ければ多いほど上がる。 実際ヴェレゾン以降急激に温度の下がる北海道では、10月のブドウ成熟のタイミングで最低気温は10度を下回っており、樹の呼吸強度も弱くなるので期待がもてる現象のひとつだと僕は思います。 Volume1 SECOND EDITION Study guide for the WSET®︎Level4 in wine and spirits Unit2 Wine production 今回のテイスティングワイン 樽由来のリッチなテイストが透明感のある果実感とともに表現されている ③はしっかりした酸が骨格の中心にある 今回はそれぞれのワインのブドウの特性をより捉えるため、下記2項目のみですが分析もしながらテイスティング
- まだまだ未知の世界、カナダワインについて
このイメージのせいか、いくら「 上質な辛口スパークリングやスティルワインも造ってるんですよ。 沿いに広がるオカナガン・ヴァレーでは、北部は主にリースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、シャルドネ、ピノ・ノワールなどの冷涼産地に植えられている品種が多くを占めていますが、南部はカナダで唯一の 比べて、ナイアガラ・エスカープメントは基本的に粘土質・シルト土壌ですが、“Benchベンチ”と呼ばれる少し内陸に位置するサ ブ・リージョンエリアの土壌中間層には石灰質が多く含まれており、「ベンチ」という 名の通り台地となっていて、他のエリアよりも標高が高くより涼しい気候も相まって、特にシャルドネやリースリング、ピノ・ノワールに適した産地となり、国際的な評価も得ています。 エピローグ Tawse Wineryでテイスティングさせていただいた際は、特にカベルネ・フランとリースリングの質の高さに本当に驚かされました。
- SommeTimes’ Académie <51>(フランス・ボルドー地方:Margaux)
ボルドー地方に関する基礎的な情報は、無料のものが十分に存在していますので、本シリーズでは基本的に割愛しますが、その代わりにより深いところを探っていきます。 平均的な総生産量は約900万本となります。 65の独立したシャトーのうち21シャトー が、第一級〜第五級に渡って、1855年の公式格付けに名を連ねています。 メドック地区の最南端 に位置するMargauxは、 より温暖なマイクロテロワール を形成しており、 粘土石灰質の基盤 に、 砂礫質の表土 が強い影響を与え、 しっかりと熟した力強くも柔和な果実味と、リフト











