SommeTimes’ Académie <29>(ワイン概論25:シャンパーニュ醸造 1)

一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回は、スパークリングワインの世界的スタンダードであるシャンパーニュの醸造フローを学んでいきます。


醸造の様々な工程に関しては、醸造家ごとに異なる意見が散見されます。本シリーズに関しては、あくまでも「一般論の範疇」とご理解ください。

試験後に忘れてしまった知識に意味はありません。ワインの勉強は、難しい外国語由来の単語との戦いでもあります。そういった単語をただの「記号」として覚えることにも、意味はありません。その単語が「何を意味するのか」を知ってこそ、本来のあるべき学びとなります。SommeTimes Académieでは、ワインプロフェッショナル、ワイン愛好家として「リアル」に必要な情報をしっかりと補足しながら進めていきます。試験に受かることだけが目的ではない方、試験合格後の自己研鑽を望む方に向けた内容となります。

なお、煩雑なシャンパーニュ醸造のシリーズにおいては、なるべく理解を容易にするために、通常のSommeTimes’ Viewではなく、POINTとして要点を押さえていきます。

また、本シリーズでは、あくまでも「シャンパーニュ」の醸造法に関して述べており、「シャンパーニュ製法」「トラディショナル製法」等、他産地で採用されているものとは、規定が異なることが多いので、注意してください。




収穫

シャンパーニュでは収穫においても、細かい規定が定められています。


規定は大きく分けて4つのカテゴリーに整理することができます。それぞれ重要ですので、細かく見ていきます。とは以下の通りです。


1. 必ず全房で収穫

POINT

・機械収穫が禁止されているという記述が多く見られますが、全房での収穫が義務付けられているだけで、機械が使えない実質的な理由は全房で収穫できないからです。将来的に全房収穫できる機械が一般化した場合、現在の規定では、機械収穫は禁止の対象にはなりません。

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