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SommeTimes’ Académie <137>(イタリア・ラツィオ州2: Frascati)

  • 7 時間前
  • 読了時間: 3分

フラスカーティは、しばしば「ローマのオステリアで適当に冷やされる白」として大量消費される。


一見気の毒だが、実は少し痛快でもある。


なぜならこのワインは、そういう軽視に耐えながら、なお火山と陽光の魅力、日々の食卓の在り方を黙って差し出すからだ。


ここはローマだ。

だが、このワインの香りは大仰に演説せず、酸は革命を叫ばず、ただ喉を通ったあとに、石の気配だけを残す。


名声を求めて厚化粧した白が多い時代に、フラスカーティはむしろ、雑踏に紛れた背筋の美しい人を思わせる。


称賛の中心にはなりにくい。だが、食事とともに置かれたとき、その真価は驚くほど静かに広がる。

批評家を黙らせるタイプではないが、空いた皿の数では、たいてい雄弁である。

 

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