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再会 <29> ボルドーの不思議

Ch. Cos d’Estournel 1990.


駆け出しの頃は随分とボルドーを飲んだ。


左岸の五大シャトー、左岸のスーパー・セカンズ、右岸サン=テミリオンの二大シャトー、右岸ポムロールのカルトシャトー群などなども含め、ありとあらゆるボルドーを飲み漁っていた。


当時はインポーターの試飲会でこれらのワインが出ることも珍しくはなかったので、それなりに無料で体験することもできたのだ。


ただ、私はボルドーが好きだった訳では決してない。


いや、心から美味しいと思えるボルドーに巡り合った回数が、飲んだ本数を考えるとあまりにも少なかった、と書いた方が良いかも知れない。


2000年代以降のボルドーは、徐々に「早飲みもできる」ワインへとアップデートされていったが、それまではとにかく「抜栓タイミングが難しすぎる」ワインが多かった。

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