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出会い <105> ハプスブルクの残響

  • 16 時間前
  • 読了時間: 4分

3/4 -Tři Čtvrtě , Frankovka 2023.


現在、中東欧において、ワイン産出国として十分に成立する規模を持ちながら、日本のワイン学習の標準的な地図から、ほとんど抜け落ちている国がある。


チェコである。


チェコと聞いて、最初にワインを思い浮かべる人は多くないだろう。



プラハの美しい中世の街並み。歴史を刻んできた石畳。極上のビール。


そのあたりで大体想像力は満杯になる。


だが、謎に包まれているように見えるものほど、視点を少しずらすと、案外あっさり実像が見えてくるものだ。


チェコワインを理解する上で、最初に押さえるべき事実は単純だ。



チェコにおけるワイン用葡萄畑の大部分(約96%)は、南モラヴィアに集中している。


つまり、チェコワインを語るとは、ほとんどの場合、南モラヴィアを語ることに近い。

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