OIV登録の、その先
- 3 日前
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今回、竜眼が晴れてOIV(国際ブドウ・ワイン機構)の品種リストに登録された。
その背景には、多大な努力を重ねてきた人々がいることを、私は理解している。
栽培家、醸造家、ワイナリー、そして協会。
そこには、長い時間をかけてでも前へ進めようとする忍耐と、この葡萄の名をなんとしてでも日本の外へ届けたいという願いがあり、簡単には数字に置き換えられない多くの想いが重なっている。
だから最初に、はっきり書いておきたい。
私は、その努力を非難するつもりはない。
OIV登録という出来事を嘲笑するような意図も一切ない。
むしろ、一つの品種を国際的な舞台へ押し上げるために必要だった仕事には、十分な敬意を払っている。
そのうえで、少しだけ温度を下げて考えてみたい。
OIVに登録されることは、その葡萄に何をもたらすのか。
そして、何をもたらさないのか。
祝うことと、意味を検証することは両立する。
このエッセイで確かめたいのは、その実寸だ。



