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難敵ウフマヨ

私は高級なコース仕立て料理としてのフレンチよりも、古典的なビストロ料理の方がどちらかと言うと好きだ。

 

NYでソムリエ修行をしていた時代、仕事場から自宅へと向かう帰り道にあった、深夜3時頃まで開いているビストロ/ワインバーに足繁く通っていた影響もかなりあるだろう。

 

疲れた体には、山盛りになったムール貝の白ワイン蒸しや、オニオングラタンスープが最高に染み渡ったものだ。

 

フレンチビストロの定番とされる名料理は数多くあるが、今回のペアリング研究室で題材とするOeuf mayonnaise「通称、ウフマヨ」は、殿堂入りの大クラシック。

 

ゆで卵(固ゆでから半熟まで様々なヴァリエーションがあるが、クラシックは完熟の一歩手前くらいの塩梅)に、マヨネーズとディジョンマスタードを合わせて水やレモン汁で軽く伸ばしたソースをかけるだけ、と言うシンプル極まりない料理だが、何度食べても飽きない、強力な魔力がこの料理には宿っている。

 

しかし、ペアリングとなると、この愛おしいウフマヨは、途端に最強クラスの難敵へと変貌する。

 

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