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キアンティの頂 <トスカーナ特集:Chianti Classico編 Part.2>

膨大に積み重ねられてきた歴史の最先端を生きている我々は、先人達が苦難の末に辿り着いた偉業にフリーアクセスできる。


ワインの世界においても、偉業とすべき成果は数多存在しているが、その中でもいつも私が心惹かれるのは、中世を生きた先人たちが会得した、優れたテロワールを見定める秘術だ。


現代では銘醸地となった地の多くが、その最初期は決して大きな産地ではなかった。


そして不思議なことに、最初期、つまりオリジナルの葡萄畑があるエリアは、現代においても、最上の地であることが多い


歴史深いChianti Classico。

そのオリジナルたるエリア。


知る必要がある、理解する必要がある。


Chianti Classicoの真髄に、一歩でも近づくためには。




Chianti Classicoの領域

Chianti Classicoは、トスカーナ州内のサンジョヴェーゼ銘醸地としては、最も北側に位置する産地の一つとなる。


単純に最も冷涼と考えたいところだが、実際には複雑かつ多様なマイクロ気候が形成されているため、その理解は誤解を招きやすいだろう。


南北に47km、東西に21kmの範囲に渡ってChianti Classicoのゾーンは広がっている。

総面積は74,455haで、その内葡萄畑の総面積は9,800ha。Chianti Classicoに認定されている葡萄畑は6,800haとなる。


同ゾーン内にあるオリーヴ園の総面積は、Classico認定畑とほぼ同様の6,930ha。


森林部は全体の62%にも及ぶ、45,680haとなっている。


なお、トスカーナ州では森林伐採に関して現在非常に厳しい規制がかかっているため、葡萄畑を新たに開墾するのは容易ではない。


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