杏仁豆腐と色とりどりペアリング
- 梁 世柱

- 10月5日
- 読了時間: 3分
中華スイーツの中で、杏仁豆腐ほど日本で広く愛されているものはないだろう。
杏仁豆腐は、元々は薬膳料理で、咳の治療薬として漢方で用いられていた杏の核(杏仁)を粉末状にしたものを、薬として飲みやすくするために甘味を加えたのが発祥とされている。
牛乳、アーモンドエッセンスなどで香味付けをした簡易的造りの杏仁豆腐を、甘いシロップの中に、同じサイズにカットしたフルーツと浮かせた「フルーツポンチ」風の香港式杏仁豆腐が、日本ではよりポピュラーと言えるだろう。

さて、そんな杏仁豆腐だが、ペアリングの題材としても実に楽しい。
さらにこのペアリングには反則とも言える裏技があるので、先にそちらを紹介しておこう。


