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梁 世柱
2024年2月4日
出会い <53> ブルゴーニュ生まれのナチュラル「テロワール」ワイン
Domaine Dandelion, Pet’ Nat 2022. ¥5,000 今回はあえて、この言葉を極端な意味合いで使うが、私はかねてから歴史的大銘醸地における「ナチュラルワイン」に、少々懐疑的な立場をとってきた。 理由は二つ。...
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梁 世柱
2024年1月28日
再会 <53> 聖地をも超える特異
Sadie Family Wines, Mev. Kirsten 2021. ¥22,000 大航海時代以降、ヨーロッパワインの歴史を彩ってきたヴィティス・ヴィニフェラ種は、世界各地へと旅立っていった。 16世紀半ばに、アメリカ大陸へとリスタン・プリエト(ミッション、パイス...
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梁 世柱
2024年1月21日
出会い <52> 地品種+国際品種
Quinta do Mouro,Tinto 2018. 現地価格39€ 世界には膨大な種類のワインがある。 間違いなく、一生かけても全てをテイスティングするのは不可能だ。 だからこそ、私はワイン探求において、超広範囲をカヴァーしつつも、相当程度「取捨選択」をしながらテイステ...
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梁 世柱
2024年1月18日
Wine Memo <18>
Bodegas Fulcro, Albariño “A Cesteira” 2021. 昨年12月のVinho Verdeツアーには、日本から2名、イギリスから2名、そしてカナダから8名が招待されていた。 主にソムリエを中心に集められたメンバーだったため、いつもの海外訪問よ...
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梁 世柱
2024年1月13日
再会 <52> ブラインドでこそ見える真実
Dom. Vincent Dauvissat, Chablis 1er Cru La Forest 2018. 各種コンクールの盛り上がりもあり、すっかり競技化した側面も強いブラインド・テイスティング。 恐ろしく膨大な選択肢の中から、完全にノーヒントで品種、産地、ヴィンテー...
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梁 世柱
2023年12月24日
SommeTimes 2023年 ベスト・パフォーマンス賞
2022年末に、「権威の礼賛」からの解放、を2023年のテーマとして掲げた。 今年の現地訪問は、イタリア・トスカーナ州とカンパーニャ州、ポルトガルのダオン、バイラーダ、ヴィーニョ・ヴェルデ、ドウロの合計6産地。(ワインとは関係ないが、台湾の茶産地を含めると9産地。)...
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梁 世柱
2023年12月17日
出会い <51> リスボンの熱狂
Marinho Vinhos, Tube Tinto 2020. もちろん例外は多々あるが、全体論で言うと、田舎よりも都会の方が、オーガニックやサスティナビリティに対する意識が高い人たちは多い。 田舎の人たちに言わせて見れば、都会人は自分で農業をやっていないから、オーガニッ...
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梁 世柱
2023年12月10日
再会 <51> 二次市場の功罪
Dom. Armand Rousseau, Grand Cru Clos de la Roche 2014. 転売ヤーなる言葉が一般化した現代だが、ワインにおける転売(もしくは熟成後に高値で販売)、そしてその主戦場となる二次市場の歴史は古い。...
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梁 世柱
2023年12月9日
Wine Memo <17>
Quinta do Soito, Dão Espumante 2019. 私は世界中のありとあらゆるスパークリング・ワインの中で、シャンパーニュが最も好きだ。総合力で見れば、最も優れている、とも思っている。 散々権威主義的ワイン道に否定的な立場を取りながら、結局シャンパーニ...
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梁 世柱
2023年12月2日
出会い <50> Dirk’s Children
Carlos Raposo / World Wild Wines, Touriga Nacional “Impecável” 2021. ○○’s Children(○○の子供達)、というワイン業界で時折目にする表現は、意外と古くからある。...
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梁 世柱
2023年11月25日
再会 <50> 世界が求める日本人のワイン
Kusuda Wines, Pinot Noir “Martinborough” 2017. 大阪のお好み焼きと、広島のお好み焼き。 どちらが優れた料理か。どちらが本物か。 私の答えは、迷うことなく「大阪」となる。 その理由は、ただ一つ、私が大阪で生まれ育ったからだ。...
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梁 世柱
2023年11月24日
Wine Memo <16>
Luis Seabra Vinhos, Alvarinho Granito Cru 2021. 全体論で言うならば、ポルトガル・ワインの中でも私の興味レベルが最も低いのは、ヴィーニョ=ヴェルデだろうか。 アルコール濃度が低く、非常に軽く、薄く、極微発泡性で、低価格の超大量生...
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梁 世柱
2023年11月19日
出会い <49> 時代の先を歩みすぎた偉大なワイン
Quinta da Pellada, Tounot 2011. 日本には数多くのワイン・インポーターが存在しているが、中には世界でもトップ・レベルの先進性と審美眼を兼ね備えた才能の持ち主を抱える会社がある。 そういったインポーターは、世界の最先端と時差のないワインを輸入し、...
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梁 世柱
2023年11月18日
Wine Memo <15>
Opta, Dão Grande Reserva 2017. ポルトガル滞在中の訪問及び取材先は、ダオンとバイラーダ。 両産地とそのワインに関しての大部分は、特集記事にてまとめてレポートしていくが、今回の旅で出会ったワイン(他産地も含む)の中には、どうしてもメインテーマから...
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梁 世柱
2023年11月12日
再会 <49> 地味だった格付けシャトー
Ch. Cantemerle 2020. ¥6,000 今でこそ超広範囲に渡って、世界中のあらゆるワインを探求しているが、キャリアの初期は決してそうではなかった。 21歳になってすぐ、生活上の理由で必要に駆られて始めたワイン修行は、当時のおおよそ一般的な例に漏れず、フランス...
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梁 世柱
2023年11月10日
Wine Memo <14>
Holism, Garnacha 2021. ¥4,800 昨年南アフリカを訪問した時に得た知見は、3ヶ月に渡って大ヴォリュームでお届けした南アフリカ特集記事でレポートしたが、実は大きな心残りが一つあった。 巨大なテイスティング会場では、毎日特定の品種にターゲットを定めて、...
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梁 世柱
2023年11月5日
出会い <48> 原始的ワインの超現代型アップデート
Les Tetes, Gamuto 2021. ¥3,900 世界最古のワインとは、どのようなスタイルだったのだろうか。 赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、あるいはオレンジワインだったのか。 結論から言うと、不明である。 しかし少なくとも、現代的なスタイルに近い白ワインやロゼ...
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梁 世柱
2023年10月29日
再会 <48> 6年越しの衝撃
Sam Vinciullo, Red “Cowaramup” 2020. ¥6,800 それは2017年のこと。私は、世界各国からメルボルンに集結した総勢50名(私も含む)のソムリエに加え、オーストラリア在住のMaster of...
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梁 世柱
2023年10月22日
出会い <47> クラシックオレンジの聖地
JNK, Jakot.e 2016. ¥8,000 1990年代中頃に復活の狼煙がひっそりと上がって以降、10数年の時をかけて数多の追従者を生み出したオレンジワイン。 2010年代に入る頃にはいよいよメジャー化し始め、2020年代の今では、完全な1カテゴリーとして確立するま...
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梁 世柱
2023年10月19日
高級ビールを嗜む <2> 湯河原の極上クラフト
不定期連載とはしていたものの、初回から随分と時間が経ってしまった高級ビールのレヴュー企画。 ビールは相変わらず飲んでいたのだが、なぜかそこまで心を揺さぶられるものに巡り合わなかったり、最高に美味しいと思ったものが生ビールで写真が撮れなかったりと、どうにも歯車が噛み合わなかっ...
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