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空の検索で1007件の結果が見つかりました。

  • 再会 <99> スーパータスカンの今

    Querciabella, Camartina 2021.   スーパータスカン は、ある意味 「旬を過ぎた」 ワインとも言える。   1968年にボルゲリの地で サッシカイア が誕生し、伝説的な1985年ヴィンテージによって、スーパータスカンという存在を一躍メインロードへと乗せたのだが、 最初期のスーパータスカンは、実はボルゲリよりもキアンティ・クラシコの地で多く誕生していた 。

  • 地名という誇り

    現在、トスカーナ州のモンテプルチアーノに来ている。 中世の趣が色濃く残るこの小さな城塞都市で、世界中から集められたジャーナリストたちが、現地の造り手たちと交流の時間をもつ。 彼らの情熱を、我々が冷静に受け止める。相反する感情と立場だが、ここで流れる時間は、いつもとても心地よいものだ。 しかし、その雰囲気が一変した瞬間が不意に訪れた。

  • SommeTimes’ Académie <127>(イタリア・サルデーニャ州: Part.1)

    一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は イタリア・サルデーニャ州 について学んでいきます。   サルデーニャ州には1つのD.O.C.G.しか認定されていませんが、州(島)全体で魅力的かつ個性的なワインが多々造られています。   サルデーニャ州編第1回では、唯一のD.O.C.G.である Vermentino di Gallura に 関して学んでいきます。

  • 出会い <98> オレンジワインのお気に入り品種

    Stefano Legnani, Bamboo Road 2024. ¥3,500 オレンジワインという存在を認識し始めてから、15年以上の月日が流れた。 白ワインとして造られた時とは、そもそも全くと言って良いほど表情を変えてしまうのと、マセレーションの期間、温度、酸素とどれだけ接しているか、など最終的な味わいに影響を与える変数も多いため、なかなかオレンジワインという製法と品種の組み合わせで、一貫した個性を見出すのは容易ではない。 だが、ようやく「掴めてきた」という感覚がある。 以前のクラシックなオレンジワインは、マセレーションが強く、まるで抽出しすぎた紅茶のように、個性が逆に分かりにくかったが、現代的なオレンジワインには、同品種間である程度一貫した個性が生じる程度には、調和がある。 つまり、今なら 「オレンジワインにするならこの品種が好き」 といった文脈で話をすることも、可能になってきたのだ。

  • 鴨葱こそ、クラシックなペアリングが正解

    ジビエに属する肉類の中で、日本で最も浸透している食材は、間違いなく 鴨肉 だ。 そして、鴨肉に合わせるワインとして紹介されることが多いのは、 ピノ・ノワール だろう。 しかし、この定番には大きな落とし穴がある。 薄めにスライスした鴨肉ならピノ・ノワールで問題ない のだが、ある程度の厚みを残したカットになると、途端に役不足になるのだ。

  • 格安ワインのアドヴァンテージ

    神はディテールに宿る。 あらゆるディテールに徹底的にこだわり、そのこだわりが完璧な精度で行き届く量のワインしか造らない。 少量生産=高品質、という方程式自体は、基本的には間違っていない。 実際に、世界最高峰と謳われるワインには、この方程式通りに造られているワインが非常に多い。 一方で、シャンパーニュのプレスティージ・キュヴェや、ボルドーのトップ・シャトーのように、かなりの生産量と極まった高品質を両立させている例もある。 つまり、方程式自体は正しいと言えるが、唯一の条件ではない、ということだ。 そして、少量生産だが、品質的に優れているとは言えないワインも、残念ながらかなり存在している。 この複雑に見える因果関係の中で、どのようにワインの価格は決められていくのだろうか。 ワインの価格は、基本的にコスト+市場原理で決まる。

  • SommeTimes’ Académie <126>(イタリア・フリウリ州: Part.2)

    一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は イタリア・フリウリ州(正式名称:フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州) について学んでいきます。   フリウリ州には、4つのD.O.C.G.が認定されていますが、そのどれもが、実態としては最重要産地とは言い難いという特殊な州です。   一方で、フリウリ州ではイタリア全土を代表するクラスの偉大なワインの数々や、特殊なカテゴリーのワインも多々生産されています。   フリウリ州編2回では、より重要度が高いと言える フリウリ州のD.O.C. に関して、まずは整理をして行きます。   Friuli-Venezia Giulia D.O.C. フリウリ州のD.O.C.は立地・地勢的特徴と葡萄品種の組み合わせによって、その特徴を把握していくことが大切になります。   例外が非常に多いエリアでもありますので、あまり細かい部分はあえて見ずに、大枠として全体像を捉えるようにしていきましょう。

  • Not a wine review <7>

    テキーラ 、と聞けばどういうイメージが真っ先に思い浮かぶだろうか? 現代は、少し昔ほどのパーティー飲み文化も無くなってきているので、親指と人差し指の間をライムで軽く湿らせてから塩を乗せ、それをひと舐めし、テキーラを一気に飲んだあと、ライムをかじる、という一連の「 テキーラショット 」という「パーティー作法」(別名:若かりし魂への点火)を知らない人も増えているだろうか。 もしくは、 マルガリータ や テキーラサンライズ といったど定番カクテルの材料としても知られているだろうか。 少なくとも、高価なスコッチやブランデーのように、ゆったりと嗜む、というイメージをテキーラに対してもっている人は、かなり少ないと考えられる。

  • タッカンマリとの変幻自在ペアリング

    韓国には、実に不思議な立ち位置の料理がある。 タッカンマリ だ。 直訳で「鶏一羽」という意味をもち、1960年代頃に ソウルの東大門 周辺で誕生したとされている、それなりに歴史もある料理なのだが、いかんせん、 この料理をそもそも食べたことがある韓国人が、かなり少ない そうなのだ。

  • 終わりなきワイングラス沼に刺す、一筋の光

    ワイングラス、というのは実に奥が深い酒器である。 世界中の酒器を検証したわけではないが、ヴァリエーションという意味においては、あらゆる酒器の中で、最も複雑怪奇なカテゴリーとなっていることは、間違いなさそうだ。 それほどのヴァリエーションが存在していることに、果たして意味はあるのだろうか? 本当にグラスによって大きく味わいは変わるのだろうか? 答えはYESである。

  • SommeTimes’ Académie <125>(イタリア・フリウリ州: Part.1)

    一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのが SommeTimes’ Académie シリーズ。 初心者から中級者までを対象 としています。 今回は イタリア・フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州(以下略してフリウリ州と表記) について学んでいきます。   フリウリ州には、4つのD.O.C.G.が認定されていますが、そのどれもが、実態としては最重要産地とは言い難いという特殊な州です。   一方で、フリウリ州ではイタリア全土を代表するクラスの偉大なワインの数々や、特殊なカテゴリーのワインも多々生産されています。   フリウリ州編1回では、まずフリウリ州の D.O.C.G. に関して学んで行きます。   Ramandolo D.O.C.G. 葡萄品種:ヴェルドゥッツォ・フリウラーノ ワインタイプ:甘口白 地域:Udine北部

  • 再会 <98> 褪せない伝説

    Miani, Chardonnay 2023.   もう何年前だったか忘れてしまったが、少なくとも15年以上前のことだ。   当時愛読していたワイン専門誌の表紙を、イタリアの Miani というワインが飾った。   まだまだ時代的には、 「超低収量合戦」 が繰り広げられていた頃だ。   紙面に掲載されていた、 ブルーベリーと見間違えるほど小粒に凝縮したMianiの葡萄 は、強烈なインパクトとして目に焼きついた。   すでに入手困難なワインとなっていたため、探し出すのには苦労をしたが、アメリカ中のネットショップ在庫にアンテナを張って、ようやく入手したMianiを口にした時の感動は、忘れられない。

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