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Search Results

「ペアリングの基本」に対する検索結果が761件見つかりました

  • SommeTimes’ Académie <18>(ワイン概論14:赤ワイン醸造2)

    なお、日本のワイン教育においては、醸造用語としてフランス語を用いるのが今日でも一般的ですが、SommeTimes’ Academieでは、すでに世界の共通語としてフランス語からの置き換えが進んでいる 英語 本シリーズに関しては、あくまでも「一般論の範疇」とご理解ください。 試験後に忘れてしまった知識に意味はありません 。ワインの勉強は、難しい外国語由来の単語との戦いでもあります。 その単語が「 何を意味するのか 」を知ってこそ、本来のあるべき学びとなります。 様々な発酵槽に入れ、 野生酵母 (天然酵母、自然酵母、自生酵母、土着酵母、と様々な呼び方がありますが、どれも同じ意味)を利用した発酵の場合は発酵が始まるのを待ち、 培養酵母 を使用する場合はこのタイミング 木桶、木樽を使用した場合は、より酸化的な発酵になりますので、酵母や微生物の代謝が促進され、複雑な味わいになると基本的には考えて大丈夫でしょう。

  • カリフォルニアの宝石「ピゾーニ」

    中には、ブラインドテイスティングでカリフォルニアとわからないようなモノまで存在する。良し悪しの問題ではなく、こうした潮流だということだ。 まるでスクリーミング・イーグルのメーリングリスターのキャンセルを待っているようなもので、いつになったら自分の番になるやら、ということである。 それ以外は、( ポール・ラトー の例外の除き)基本的にピゾーニ本人が自分のワインを醸すための畑となる。 ②のテイスティングを行って感じる味筋の共通した部分がもしあれば、それがもしかしたらピゾーニ畑に由来したものなのか。 それだけに、これからも同様のテイスティングを続けていきたいと考えている。 割当制で、日本への輸入もまだ極めて少ないワインだが、是非皆様にも一度入手していただき、チャレンジしていただきたい1

  • 生体アミンとSO2:示された一つの可能性

    「ワイン不耐性にようやく光が」 (ジャンシス・ロビンソンMW著、小原陽子訳)と題され、オンラインワインメディア 「Vinicuest」 上で公開された記事(訳文は こちらのリンク から、原文は こちらの リンク から)は、日本のワイン業界に、大きな波紋を呼んだ。 ワイン不耐性と二日酔いは、共に頭痛、吐き気、発疹、紅潮といった症状を引き起こすものであるが、 発生するタイミング、経緯、原因物質が大きく異なると考えられている 。 つまり、生体アミンよりも影響が出るまでに一つ段階が多いため、発生するタイミングもワイン不耐性に比べて 遅くなる のが一般的だ。 むしろ、非常に一般的な範囲の添加タイミングと添加量と言える。

  • SommeTimes’ Académie <50>(フランス・ボルドー地方:Saint-Estèphe)

    ボルドー地方に関する基礎的な情報は、無料のものが十分に存在していますので、本シリーズでは基本的に割愛しますが、その代わりにより深いところを探っていきます。 平均的な総生産量は約800万本となります。 第一級は無く、 57の独立したシャトーのうち僅か5シャトーのみ が、第二級〜第五級に渡って、1855年の公式格付けに名を連ねています。

  • 出会い <70> ノーマークだった、極上シャルドネ

    今回の「出会い」ワインは、 オーストリア・ブルゲンラント州 で、ブラウフレンキッシュやツヴァイゲルトを集中的にテイスティングする最中で出会った、 驚異的なシャルドネ 。  

  • 再会 <54> 熟成ナチュラルVinho Verde

    その事実は、先日レポートしたSoalheiroにおける大垂直テイスティングでも、Vinho Verde特集記事後編で紹介した、Sem Igualにおける垂直テイスティングでも確認することができたが、果たして

  • 出会い <30> 宝の山

    本でも馴染みのあるワインが、現地で安く、しかも古いヴィンテージが出ていたりしたら飛びついたりもするが、基本的には「 知らないワイン 」を飲むことの方が圧倒的に多い。 「日本では何でも手に入る」というのは、実際のところは少々大袈裟な表現で、ことワインに限っては、 未輸入ワインは山のようにある 。 もちろん、日本のインポーターは飛び抜けて優秀で、新しい情報にも敏感なのだから、注目を集めているようなワイナリーは、かなり高い可能性で輸入されている。 日本でも知名度が確実に上位に入るそれらのワインであっても、まだまだ未輸入ワインは多かったりする中、それ以外のややマイナーな産地ともなれば、未知の宝が眠っている可能性は跳ね上がる。

  • 出会い <73> 魔法のサンジョヴェーゼ

    私自身、サンジョヴェーゼには強い関心と愛情を注いできたため、三大銘醸地に限らず、トスカーナ州以外やニューワールド諸国も含め、様々な産地のワインをテイスティングしてきたが、心の琴線に深く触れるワインは見つからなかった

  • Advanced Académie <25> テロワールとワイン vol.1 外観

    本稿から数回に渡って、「テロワール」が実際にワインに対してどのような影響を及ぼすのかを検証していく。 第一回となる本稿では、 ワインの外観とテロワールの関係性 を探っていく。 黒葡萄は(品種にもよるが)基本的には、 日照量が多く、紫外線が強いほど、果皮が濃い色調になる 。 つまり、標高が高く、開けた場所になるほど、同じ葡萄でもより濃い色調になる傾向があるということだ。

  • トレンドと熟成

    そう、ワインの性質が異なりすぎて、もはや垂直試飲として成立していない(ヴィンテージの差異や熟成の妙味が、強いワインメイキングによって覆い隠されている)のに加え、 パワーワインの飲み頃に関して、大いに疑問

  • 出会い <72> カルト・シャンパーニュ

    それから5年が経ち、10年が経った頃のタイミングから、どうも様子が異なり始めたと感じたのを、今でもはっきりと覚えている。  

  • マイナー品種の女王 <ロワール渓谷特集:第二章 前編>

    一般論で世界三大白葡萄品種を選ぶなら、 シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング で確定だ。そして、この三大白葡萄品種は、疑問が多々浮かんだ黒葡萄に比べると、圧倒的に「固い」並びでもある。 その品種こそ、本章の主役である、 シュナン・ブラン だ。

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