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「ペアリングの基本」に対する検索結果が761件見つかりました

  • ごちゃ混ぜのオレンジ

    本語風に読むと「 ゲミシュター・サッツ 」。日本語にしても、舌を噛みそうで読みにくいし、どうにも覚えにくい。 しかし、ワイン(マニア)道を突き進む人なら、 知っておいて損はない 。 (筆者の個人的な住みたい街ランキングTop3の一角) 余談だが、オーストリア・ウィーンは、 産業規模のワイン産地がある世界で唯一の首都だった 。 その畑で収穫した葡萄を混醸する(ごちゃ混ぜ醸造) が基本となっている。 精緻極まる音楽を後世に残した モーツァルトがいた都 とは思えないほど、 なんともアバウトなワイン だ。 全ての葡萄を「 同じタイミング 」で収穫するのが基本となるため、 細かなコントロールがほとんど効かない のだ。 そうなると、収穫タイミングを見極めるワイナリーの観察眼と判断力と経験(要するに実力)、そしてヴィンテージの恩恵が極めて重要になってくる。

  • 再会 <52> ブラインドでこそ見える真実

    各種コンクールの盛り上がりもあり、すっかり競技化した側面も強いブ ラインド・テイスティング 。   例え一割の成功率でも、そのような神業を繰り出せる人を、私は心から尊敬しているが、私自身がブラインド・テイスティングを行うときの最大の楽しみは、「当てること」ではなく 「真実を暴くこと」 にある。

  • Advanced Académie <5> ハイブリッド品種の是非

    様々な農作物において、現代では当たり前の技術であり、それがリンゴや柑橘や野菜であれば、特に違和感なく食している人が大多数だろう。

  • 自分らしい表現

    近年、テイスティングに関する講義をすることが増えてきた。 色調、第一アロマ、第二アロマ、ボディ、風味、酸、タンニン、アルコール濃度、余韻。

  • ワインの王、王のワイン <ピエモンテ・ネッビオーロ特集:第二章>

    本章では、ピエモンテ州の真に頂点たる2つのDOCGの中から、 Barolo に焦点を当てて、細かく追っていく。 (Barbarescoよりも基本的に標高が高い) 方角 :日当たりに特段優れていること。しかし、北向きの-45°~+45°(要するに真北を向いた畑)は除外する。 植樹 :最低でも3,500/ha 剪定 :ギュイヨ *最大収量と最低アルコール濃度* クリュ名(M.G.A)記載の有無に関わらず、Barolo、Barolo Riserva共に以下の通り。 ・ Novello (ノヴェッロ) ・ Verduno (ヴェルドゥーノ) ・Grinzane Cavour(グリンツァーネ・カヴール) 1966年、Barolo DOCの設立 に伴い、以下の3つのコムーネ 90%以上を生産しているこのゾーンを中心に、話を進めていく。

  • SommeTimes’ Académie <34>(ワイン概論30:酒精強化ワイン概論)

    今回は 、酒精強化ワインの基礎を学んでいきます。 醸造の様々な工程に関しては、醸造家ごとに異なる意見が散見されます。本シリーズに関しては、あくまでも「一般論の範疇」とご理解ください。 その単語が「 何を意味するのか 」を知ってこそ、本来のあるべき学びとなります。 この糖分はどのような果汁に、発酵のどのタイミングで酒精強化を行うかによって大きく量が変わりますが、 糖分もアルコールと同様に雑菌の繁殖などを抑える ため、この点でも状態の安定に寄与します。

  • SommeTimes’ Académie <49>(フランス・ボルドー地方:Saint-Julien)

    ボルドー地方に関する基礎的な情報は、無料のものが十分に存在していますので、本シリーズでは基本的に割愛しますが、その代わりにより深いところを探っていきます。 平均的な総生産量は620万本となります。 第一級はありませんが、第二級~第四級まで秀逸なシャトーが多く、その 平均的な品質の高さは、ボルドー左岸でも屈指 と言えます。

  • ポルトガル・プレミアムワイン

    筆者がポルトガルのプレミアムワインをテイスティングする度に感じてきた、他国との時差である。 2020年11月18日に、「ポルトガル投資・貿易振興庁(AICEP)」が「ポルトガルワイン試飲会実行委員会」との共催した「プレミアム・ポルトガルワインテイスティング」においても、私の時差に関する印象を完全 また、混植された全ての葡萄を同じタイミングで収穫するという、伝統的な方法をとった場合、相当程度の「熟度の低い」葡萄が混ざることになる。 ラビガド、コデガドラニーリョ、アリントといった固有品種が混植された樹齢80年を超える畑から生み出されたのは、現在のポルトガルにおける最上の一つと断言するにふさわしい、驚異的な白ワインだ。 控えめなタンニンと、チャーミングな酸のバランスも素晴らしく、Casa de Mourazの卓越したビオディナミ農法も相まって、まさに自然の美しさがたっぷりと込められた輝きに満ちた味わいは、衝撃的である。

  • Advanced Académie <28> 醸造による軽やかさの演出

    気候変動はもちろん、具体的には 温暖化 のことを基本的に意味している。(場所によっては、温暖化よりも気候の激化の方が問題となっているが。)

  • セミヨンという選択肢

    また近年、日本でも需要が増えつつある ロゼワイン も造られていて、特に クレレ は色濃く深みのある味わいでオリジナリティのあるロゼワインだ。 カベルネ・フランやメルロで造られる高品質なスパークリングワインも増えてきているし、グラーヴ・シュペリュールのような半甘口など、とにかく バラエティに富んだワイン が生産されている。 しかし、あるフェアをきっかけにこのワインをテイスティングすると、白桃や洋梨、グレープフルーツなどの果実香にディルなどのハーブのニュアンスが爽やかで、口に含むとふくよかな味わいでボリューム感があり、オイリー JSA日本ソムリエ協会認定シニアソムリエ、ASI国際ソムリエ協会認定ディプロマ取得。 ボルドーシュペリュールソムリエコンクールファイナリスト 第二回ボルドー&ボルドーシュペリュールソムリエコンクール準優勝 <ホテルニューオータニ博多 カステリアンルーム> 1978年に創業した歴史ある老舗ホテルのメインダイニング

  • 樽とワイン <前編>

    今回のゲストは、アメリカ・カリフォルニア州のトップワインメーカー、 Ramey Wine CellarsDavid Ramey氏 だ。 本レポートの前編では、ワイン樽に関する一般論について、一度整理しておく。 ワイン樽の歴史 樽とワインが関連した最初の記述が登場するのは、 紀元前2,500年頃 に関するもの。

  • 自宅にセラーが無い!

    ワインセラーでしたら、セラーの温度設定によっては、セラーから出してすぐに適温の状態でワインを楽しむことができますが、冷蔵庫で保存した場合は、以下のタイミングで冷蔵庫からあらかじめ出しておくことをお勧め致 スパークリングワイン:10分前 軽い白やロゼ:20分前 しっかりとした白やオレンジワイン:30分前 軽い赤:40分前 しっかりとした赤:50分前 最後に、 NG環境 についても触れていきましょう ① 室温

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