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Search Results

「ペアリングの基本」に対する検索結果が761件見つかりました

  • 南アフリカの冷涼気候産地 <前編>

    今回も、キャシー・ヴァン・ジルMWはライブ中継ではなく、丁寧な日本語訳が付けられた ビデオフッテージに登場 するという形で参加。 日照を受ける角度など変数的要素はかなりあるが、基本的には標高が100m上がるごとに、平均気温が0.6度下がる。 ウェビナーでテイスティングしたのは Driehoek(ドリフック) という造り手。標高1,000mの地点に畑を構え、斜面も南西向きと(南半球では)最も冷涼になるタイプだ。 さらに、同タイプの産地として紹介されたのがシーダーバーグの西側、より海に近いエリアに位置する Citrusdal Mountain(シトラスダル・マウンテン)地区 と、そのおおよそ南半分をカヴァーする Cerina造るシュナン・ブランには強い衝撃を受けたが、 ピケニールスクルーフの大本命は、なんと言ってもグルナッシュ である。

  • SommeTimes’ Académie <71>(フランス・南ローヌ地方:Châteauneuf-du-Pape)

    このルールと、実際に存在する膨大なヴァリエーション故に、CDPの典型例を定めるのは容易ではありませんが、 Grenacheの植樹面積が全体の約77% に及ぶため、基本的には Grenacheの産地 とみなすべきです

  • ペロポネソスのダイナミズム <西ギリシャ特集>

    ギリシャワインというと、近年、日本でもその存在感がじわりと出てきているのではないだろうか。 (ナウサのレポートは10月にアップデート予定) 世界的ワイン教育プログラムWSET®Level 3の教本では、これらに ネメアのアギオルギティコAgiorgitiko を加えた3つが、ギリシャのページ バルカン半島の最南部、ギリシャの首都アテネから西へ向かい、コリントス運河を渡れば ペロポネソス半島 だ。 アハイアの西隣で、ここは古代オリンピック発祥の地オリンピアが位置し、その遺跡からは「レノス」というブドウのプレス小屋が発見されている。

  • SommeTimes’ Académie <24>(ワイン概論20:白ワイン醸造3)

    本稿の内容は、 <ワイン概論16:赤ワイン醸造4> ともリンクしています。 同じ工程であっても、赤ワインと白ワインとではタイミングや目的が異なる場合も多々ありますので、注意してください。 なお、日本のワイン教育においては、醸造用語としてフランス語を用いるのが今日でも一般的ですが、SommeTimes’ Academieでは、すでに世界の共通語としてフランス語からの置き換えが進んでいる 英語 本シリーズに関しては、あくまでも「一般論の範疇」とご理解ください。 試験後に忘れてしまった知識に意味はありません 。ワインの勉強は、難しい外国語由来の単語との戦いでもあります。 その単語が「 何を意味するのか 」を知ってこそ、本来のあるべき学びとなります。

  • 高級ビールを嗜む <1> 聖地ポートランド

    基本のスタイル( 製法カテゴリー )に、 様々な副材料 も含まれば、 そのヴァリエーションはまさに無限大 。 基本的なテーマはタイトルの通り、「高級ビール」です。 つまり、日常の中で、乾いた喉を潤すために飲むビールではありません。 日本でも、クラフトビールがブームからスタンダードへと移り変わりつつありますが、 世界のクラフトビール事情は、思ったよりも遥か先へと進んでいます 。 本企画の初回は、クラフトビールの中でも、特に クリエイティヴなビールの聖地 とされる、 アメリカ・オレゴン州の州都ポートランド で誕生した、驚きの一本です。

  • Advanced Académie <48> シャブリ Part.1

    ブルゴーニュにおける葡萄畑のランキング企画となる、Advanced Académieの本シリーズ。 本シリーズでは、以下のような形で、すべての特級畑、一部の一級畑(単一としてリリースされることが多いクリマ)、一部の村名格畑(特筆すべき品質のものを抜粋)をランキングしていきます。

  • Wine Memo <33>

    Chianti Rufina、Carmignano、Montecucco、Maremmaといった、L’Altra Toscanaでは「お馴染み」DOCやDOCGに加え、毎年もっとマイナーな産地から、交代

  • 味が変わる=悪、なのか

    ビール に関して、「昔のキリンの方が良かった」なんていう意見は滅多に聞かないし、 ウォッカやジン もそうだ。 我々が日常的に口にするアルコール飲料の中に、本質的には 味わいが変化しないタイプのものが数多くある からこそ、一部の「変わるもの」に対して、時に過敏に反応してしまう。 少し 例外 が見え隠れしてくるのは、 ウィスキーや日本酒 などだろうか。 ウィスキーはブレンドマスターの交代や、原酒の過不足、熟成樽の変更などによって、どうしても味わいが変わるし、日本酒も代替わりなどによってスタイルが全面的に刷新されることが多い。

  • どう違う?イタリアとオーストラリアのサンジョヴェーゼ

    ワインメーカーのパオロさんはイタリア国内では優れたワインメーカーとして知られており、本来白葡萄も入った4品種のブレンドが基本のキャンティにおいて、 サンジョヴェーゼの割合を増やし、熟成に耐えられるキャンティ・クラッシコ 当初はシャルドネやリースリングを植えていたようですが、80年を超えたあたりから、サンジョヴェーゼやネッビオーロを植え始めたようです。 しかしながら、今までもそれぞれの国のサンジョヴェーゼをテイスティングした中での経験から今回改めて思うのは、 イタリアのサンジョヴェーゼはやはり本来もっている葡萄のタンニンをある程度しっかり感じるくらい出 ですが、通常のメイン料理との相性を勧めるのではなく、フレッシュなパスタや魚料理との相性をお勧めするか、 サンジョヴェーゼのタンニンやハーブのニュアンスをネガティブに捉えている方への入門編にお勧めするのはアリ本人の取得者は、日本在住の大橋健一MWと、イギリス在住の田中麻衣MW2名のみ。 (*2)キャンティ:イタリア・トスカーナ州の赤ワインで、イタリアでも最も有名な赤の一つとして知られている。

  • SommeTimes’ Académie <21>(ワイン概論17:赤ワイン醸造5)

    一般的な醸造フローに関しては、 前章 で完結していますが、本章では、 赤ワイン造りに付随する特殊な醸造工程 に関して学んでいきます。 その単語が「 何を意味するのか 」を知ってこそ、本来のあるべき学びとなります。 約2%の濃度でアルコールが生成されたタイミングで、果皮が破れ果汁が流れだします。その後は一般的には一度圧搾し、通常の発酵フローへと移行します。 SommeTimes’ View カーボニック・マセレーションは全房発酵が基本となっているため、必ず(僅かであっても) グリーンなニュアンス が生じます。 特にナチュラル・ワイン・メイキングにおいては、既に広く用いられています。

  • イタリアで最も偉大な産地 <ピエモンテ・ネッビオーロ特集:第三章>

    その本質は結局のところ、「 無知 」にある。 我々の多くは、ブルゴーニュよりも遥かに低い理解しか、バローロとバルバレスコを内包するランゲの地に対してもち合わせていない 。 そして何より、 リアリストの私にとっては、ワインは飲んで楽しみ、嗜むものであって、棚に飾って眺めるものではない のだ。 本章では、そんなバルバレスコの真髄に迫っていく。 Barbaresco誕生から現代まで バルバレスコというワインの名が明確に残っている古い文献はかなり少ない。 その後から現在に至るまでの変遷は、基本的にバローロと同じだ。

  • 偉大さだけが、価値では無い <ピエモンテ・ネッビオーロ特集:最終章>

    ピエモンテ・ネッビオーロ特集の最終章となる本章では、バローロ、バルバレスコ以外の、あまり日の目を見ることのないネッビオーロワインの真価に迫っていく。 このような経緯もあり、 Roero DOCG は白、赤、スパークリングが認められている。 本章では、ネッビオーロ主体(最低95%、残り5%は非アロマティック系黒葡萄)の赤ワインに関してのみ取り上げていく。 ロエロには、一人の偉大な革命家がいた。 故マッテオ・コッレッジァ だ。 この土壌からは、しなやかで軽やか、香り高く、若いうちから楽しめるチャーミングなネッビオーロが生まれるが、その特性は強固なタンニンと酸の構造をもつバローロ、バルバレスコの価値観とはかなり異なるものとも言える Valmaggioreの例のように、現状ではNebbioloと表記できた方が販売しやすい側面があり、規定に厳しいDOCGであるRoeroではなく、あえてDOCNebbiolo d’Albaとしてワイン

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