本シリーズでは、AIの進化が、ワインの世界に携わる人々にどのような影響を与え得るのかについて、実際にGoogle Bardでコマンド入力を行いながら検証していった。
Part.1では、AIがもっともらしいウソをつく「ハルシネーション」と、その問題点について、Part.2では、AIが苦手とする曖昧さへの対応と、現状での問題点に関して考察してきた。
そして、最後となるPart.3では、一般的な人の反応や対応に着目しつつ、AIとの比較を行なっていく。
まずは、消費者目線から考えていこう。
実は、消費者にとって、「ハルシネーション」や「曖昧さへの不対応」は、さほど問題にはならないことが多いのでは無いだろうか。