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再会 <43> ブルゴーニュである理由

Dom. Georges Mugneret-Gibourg, Vosne-Romanée 2014. (市場価格:6~7万円)

少し気が重いが、今日はブルゴーニュの話をしようと思う。


修行時代、どっぷりとクラシックワインに浸かっていた私は、王道のブルゴーニュにも真正面から挑んできた。


「ブルゴーニュは好きか?」(師)

「もちろん。」(私)

「そうか。君がもし、好きじゃない、なんて言ったら、もう君をリスペクトできないところだったよ。」(師)

などという、恩師とのなんとも危なっかしい会話は、今となっては一生の記憶に残る思い出だが、このエピソードは、いかにブルゴーニュがワインの世界にとって重要であるかを、物語っているとも言える。


世界各地のワインをテイスティングするようになり、プライヴェートでは、ほぼナチュラルワインしか飲まなくなった今でも変わらず、私はブルゴーニュが好きだ。


ブルゴーニュという神秘的な液体を、一人のワイン人として、最大限にリスペクトしている。


その前提の上で、あえてこう書こう。


単純な品質面で見るのであれば、ピノ・ノワールやシャルドネを楽しむのに、ブルゴーニュでなければならない理由は、もはやほとんど見当たらない。

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