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再会 <72> カジュアルフレンチの救世主

Domaine Cauhapé, Jurançon Sec “Quatre Temps” 2020. ¥3,500

 

高騰を続けるワインの世界に救いはあるのか。


新型コロナ禍直前に比べると、複合的な理由から、平均して1.3~1.5倍の高騰となってしまった中、新たなカジュアルワインの発掘は、日本のワイン市場にとって、死活問題となっている。


特に、ブルゴーニュ、シャンパーニュ、ボルドーだけでなく、アルザス、ロワール、ローヌ、ジュラなどの産地にも高騰の大波が押し寄せているフレンチワインは、(不思議なことに、超高価格帯だけは堅調だが)我々の日常から、急速に遠ざかろうとしている。


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