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都合の良い審美眼

  • 21 時間前
  • 読了時間: 4分

更新日:2 時間前

Prieuré Rochと、沈黙するクラシックワイン愛好家


プリューレ・ロックは、私にとって敬愛すべき造り手である。


そして、私が長年、プリューレ・ロックを取り巻く歓喜に抱いてきた違和感は、ワイン好きの社交における小さな禁忌でもある。


テロワールの声を的確に捉えるそのワインには、自然派という便利な分類には収まりきらない精度がある。

野性はあるが、粗暴ではない。

揺らぎはあるが、無秩序ではない。

そこには思想の押し売りではなく、経験によって支えられた自由がある。


だから、ここで問いたいのはプリューレ・ロックの品質ではない。


このワインは、十分過ぎるほど美しい。


問題は、その美しさを前にした飲み手の態度である。

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