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小籠包は、ワインのお供

筆者が小籠包の魅力に目覚めたのは、NYでのソムリエ修行時代だ。


チャイナタウンの名店「Joe’s Shanghai」(日本のも出店)の本店で、名物の蟹小籠包がたっぷりと入った蒸篭を、数人の友人達と共に次々に空にし、高く高く積み上げていったことは、食体験の記憶として今でも鮮明に残っている。


今思えば、小籠包を一人30~40個も平らげるような食べ方には、なかなか若気の至りを感じるが、抗いがたい強力な魔法によって、あっという間に胃袋へと吸い込まれていったのだ。


さて、小籠包といえば、おおかたビールか紹興酒が定番のペアリングとはなるが、ワインで合わせるのもまた楽しい。


いや、むしろ小籠包は、コツさえわかれば、ワインにとって最高のお供になり得るのだ。



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