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SommeTimes’ Académie <47>(フランス・シャンパーニュ地方:クロ)

一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。前回に引き続き、今回もシャンパーニュ地方について学んでいきます。


シャンパーニュ地方に関する基礎的な情報は、無料のものが十分に存在していますので、本シリーズでは割愛しますが、その代わりにより深いところを探っていきます。


シャンパーニュ地方シリーズの第二回のテーマは、「クロ」と致します。



クロ

シャンパーニュ地方におけるクロ(Clos)は、他産地と同様に、「石垣で囲まれた単一畑」を意味します。


芸術的精度のアッサンブラージュで、その地位を確固たるものとしてきたシャンパーニュにとって、クロ・シャンパーニュは対極的な存在とも言えますが、クロの定義はあくまでも前述した「石垣で〜」の部分のみであり、クロ・シャンパーニュだからといって、単一品種とは限りません


また、クロでは無い単一畑のシャンパーニュも、数多く存在しています。


わざわざ手間とコストのかかる石垣囲いを行ったのには、相応に理由が存在していると考えることは、決して間違いでは無いでしょう。


ただし、その理由が必ずしも「その葡萄畑が他を圧倒するほど高品質な葡萄ができるから」となるわけでもありません


所有者の特別な(時に極私的な)想い、代々その畑を引き継いできたレガシー的側面など、様々な「ロマンス要素」がクロとなって現れた可能性も十分にあります。


一歩進んだ学びとしては、「クロ=最高品質とは限らない」を前提としておくのが良いですが、前回解説したトップ・グラン・クリュの中にあるクロは、流石の超高品質ワインとなります。

記事の続きは…

sommetimes.net を定期購読してお読みください。

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