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SommeTimes’ Académie <43>(ワイン概論39:マルサラ)

一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回は、マルサラについて学んでいきます。


試験後に忘れてしまった知識に意味はありません。ワインの勉強は、難しい外国語由来の単語との戦いでもあります。そういった単語をただの「記号」として覚えることにも、意味はありません。その単語が「何を意味するのか」を知ってこそ、本来のあるべき学びとなります。SommeTimes Académieでは、ワインプロフェッショナル、ワイン愛好家として「リアル」に必要な情報をしっかりと補足しながら進めていきます。試験に受かることだけが目的ではない方、試験合格後の自己研鑽を望む方に向けた内容となります。



酒精強化ワイン概論 ­– マルサラ


シェリー、ポート、マデイラといわゆる「世界3大酒精強化ワイン」について見てきましたが、ここからはそれ以外の酒精強化ワインについて触れていきたいと思います。


ヨーロッパにおいて、多くの酒精強化ワインは地中海沿岸で造られています。「3大酒精強化ワイン」は全てイベリア半島のワインですが、その他にもフランスやイタリア、ギリシャなどでも様々なワインがあり、それぞれ製法や品種などの違いにより特徴的なワインが生まれています。


今回取り上げるのはイタリアを代表する酒精強化ワインであるマルサラです。イベリア半島の酒精強化ワインに続いて生まれたこのワインは、モストコットやミステッラといったもので甘みを添加するスタイルの存在など、他の酒精強化ワインにはない特徴があります。一般的に料理用として使われてしまうマルサラですが、一部のトップクラスのワインは他の酒精強化に勝るとも劣らない品質の辛口ワインも存在します。




品種

シチリアの西の端にあたる地域が、マルサラの産地です。

全体でもぶどう畑は約1,200ヘクタール程度と、マデイラと比べると倍程度はありますが、あまり大きいとはいえません。

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