SommeTimes’ Académie <31>(ワイン概論27:シャンパーニュ醸造 3)

一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回は、スパークリングワインの世界的スタンダードであるシャンパーニュの醸造フローを学んでいきます。


醸造の様々な工程に関しては、醸造家ごとに異なる意見が散見されます。本シリーズに関しては、あくまでも「一般論の範疇」とご理解ください。

試験後に忘れてしまった知識に意味はありません。ワインの勉強は、難しい外国語由来の単語との戦いでもあります。そういった単語をただの「記号」として覚えることにも、意味はありません。その単語が「何を意味するのか」を知ってこそ、本来のあるべき学びとなります。SommeTimes Académieでは、ワインプロフェッショナル、ワイン愛好家として「リアル」に必要な情報をしっかりと補足しながら進めていきます。試験に受かることだけが目的ではない方、試験合格後の自己研鑽を望む方に向けた内容となります。

なお、煩雑なシャンパーニュ醸造のシリーズにおいては、なるべく理解を容易にするために、通常のSommeTimes’ Viewではなく、POINTとして要点を押さえていきます。

また、本シリーズでは、あくまでも「シャンパーニュ」の醸造法に関して述べており、「シャンパーニュ製法」「トラディショナル製法」等、他産地で採用されているものとは、規定が異なることが多いので、注意してください。



アッサンブラージュ

アッサンブラージュとは、非常に厳しく細かい規定が隅々にまで設けられたシャンパーニュ製法において、唯一と言えるほど「自由な創意工夫」が認められている工程です。


近年は、モノセパージュ(単一品種)、モノパーセル(単一畑)、モノヴィンテージ(単一年)という、アッサンブラージュシャンパーニュとは対極に位置する「テロワール・シャンパーニュ」も大変高い人気を誇りますが、伝統的なシャンパーニュの味わいは、やはりアッサンブラージュに寄るところが非常に大きいと言えます。

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