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ガストロノミック・ペアリング <7> 日本料理・ペアリングコース構築 Part.4

ガストロノミック・ペアリングでは、中級者以上を対象に、より高度かつ複雑な技法を駆使した、美食的完成度の高いペアリングを紹介、検証していく。

 

第四回より全7回にわたって、日本料理(コース)の流れに沿ったペアリングの構築をテーマとしていく。

 

第四~六回で学んできたこととは少し方向性を変え、今回は「渋味と苦味の関係性」にフォーカスしながら検証していく。

 

まず重要なポイントとして、料理には基本的に、ペアリングの要素として換算できるほどの「渋味」が含まれることは無く、ワインには基本的に、ペアリングの要素として換算できるほどの「苦味」が含まれることは無いが、料理は苦味を含むことが多く、ワインは渋味を含むことが多いということを、理解しておく。

 

そして、ペアリングにおいて、苦味と渋味は、「非常に良く似たもの」として考えることができるため、両者間にはハーモナイズ(調和)の関係性を構築することができる。

 

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